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メガネをはずそう

まわりがかすむよう

少しは自分が見えるかもしれない


 
 
髪を切りました、ばっさりと

決別です

春です、今日からわたしは



 
 
アカシアの雨がやむときをききながら

雨がふっているんじゃないかと、窓をあけてみる

月夜なのに、こんなに明るい月夜なのに、



*YouTube アカシアの雨がやむとき (西 ....
 
あなたへ直線をひけないので

円をかく

今日も円をかく


 
 
あんたの言葉は勇み足

あたいの想いは勇み足

そんなふたりの愛は、やっぱり勇み足




 
 
わたしを救いたいなら

あの月を涙でくるんで

そして、ピアスにしてください



 
 
八重桜

そこで枯れていくのか

{ルビ雪洞=ぼんぼり}もとうにないその公園で


 
 
ものに名をつけるのは ひとの営み

ときに名をつけるのは ひとの奢り

ことに名をつけるのは ひとの悲しみ



  
 
おんなじ言葉でも 微妙にちゃう

うちとあんたの「好き」

わかってん、唇がふれたとき


  
 
朝起きたら、外に出よう

白い息を吐きながら

此畜生と吐きながら



 
 
笑みを絶やさずにいよう

しずむあなたの灯台となるために

ずっと絶やさずにいよう



 
 

好きやってんでと、うつむくわたし

知ってたよと、うそぶくあなた

きらめくネオンの街で、さようなら、さようなら、




 
 
目が覚めたらやっぱりおっちゃんやった おっちゃん

ひとりやったら泣いちゃう おっちゃん

そんなおっちゃん、やさしいしたってやー


 
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
タオル地のゾウさんは、ボタンの瞳

故郷のばっちゃんの瞳

とりあえず、ごめんなさい、ありがとう
木原東子さんの殿上 童さんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メガネをはずそう- 殿上 童自由詩22*14-7-6
決別です- 殿上 童自由詩19*14-3-16
アカシアの雨がやむときをききながら- 殿上 童自由詩24+*13-5-13
円をかく- 殿上 童自由詩39*12-7-30
勇み足- 殿上 童自由詩20*12-7-10
救いたいなら- 殿上 童自由詩27*12-6-25
八重桜- 殿上 童自由詩20*12-4-29
名をつけるのは- 殿上 童自由詩28*12-4-8
「好き」- 殿上 童自由詩27*12-3-8
此畜生- 殿上 童自由詩26+*12-1-4
笑みを- 殿上 童自由詩30*11-12-20
さようなら- 殿上 童自由詩24*11-12-11
おっちゃん- 殿上 童自由詩19*11-11-29
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
ボタンの瞳- 殿上 童自由詩9*10-3-16

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