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和歌や短歌などについて まったく経験のない私が、節分祭と名をうち
無謀にも 五七五で
ポイントなしの レスをつけさせていただこうという企画をやらせていただきました。
クレームを お茶目な節分祭は ....
【透明なマグマ】


あれからというもの踏切が 透明なマグマだ
車を走らせていて
次第に車を減速させ
遮断機が ゆっくりと降りている
車と車の隙間を ゆっくりと歩いていた猫が  ....
花が草が虫が獣が 生国を知っている 
潤いがたちこめて 生き物たちを通わせるのです。

人間のしでかす すべてのことは隙間だらけ
人の皮膚の隙間という隙間を ふるふると震わせる霧

穴ぼこ ....
一滴の 揺らぎが訪れ
一斉に 稲の花ほころび
宇宙は それらを わがこととし
ひとつのこらず 見とどけ

そのちいさな いとなみの
いちぶ始終を よろこんだ
霧に つつま ....
ニチギメ 節分祭のおしらせ

本日の日付で投稿された作品のうち、
五七五の浮かんだ 作品についてのみ 
ポイントなしで コメントさせていただきます。

きまぐれにおこないますので
何粒の ....
しろい紙に 向き合い
しろい箱を 造り
しろい心を 持ち歩く

あるとき それは逝った病室
あるとき それは骨壺
海沿いを走る電車を降りると
そこはまるで見知らぬ ふるさと  ....
露草な心のまま こぶしを天に突き上げ
リズムを刻むたび 霧が 晴れてゆく

遥かな思い出は 縁側の飛行機模型
竹ひごをしならせて 夢は青空 

若くて死ぬことも
老いて生きることも  ....
【おしまいの彩り】
          るるりら


胸が焼けただれるような思いが ある
たとえば 死の足音におびえ すすり泣く声
黒点が太陽の灼熱を際立たせるように
終ら ....
【車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに 】


なんでかしらないが
あなたとわたしには
おなじ「なにか」が ある気がする

その「なにか」が なんなのかを
知 ....
点子にも ほんとうの名前があるらしいです。
しかし
点子と点呼されたときから、わたくし 点子となったのでございます。

汽車ほど、人間の個性を軽蔑したものなどありません。
この明治の世で ....
山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう



花は、テーブルにひとつあれば いい ....
「今」という車窓から 地球を覗き込むと、中心は相変わらず たぎっている
「まいど」という だれかの声は きっと 
腕時計型端末を耳に当てて 
 最新の黄昏方をしている 


黄砂も ....
ボケという素敵な表現力
ケという素敵な表現力
という素敵な表現力
いう素敵な表現力
う素敵な表現力
素敵な表現力
敵な表現力
な表現力
表現力     わたしをバカにし ....
山と山のそのむこうの谷をも なだらかに結んでいるのは、
空の高さと広さに あかるい ふしまわし 
 
カッコー  ( の声がするたびに わたしのこころに 閉じカッコをつけてみる
カッコー  ....
人間がやっていることはすべてただの苦しみなのか。
人間は、ほかの生き物に 食べられたり殺されたりすることが
あまり無いからなのか  ときより悪魔について考える。 
いやいや 
我々だっ ....
いちじくは
花を 外に 開かない
いちじくは
内側に無数の花をつけ
やわはだの秘密を 隠し持つ


ある日
たったひとつの いちじくの実に
たった一匹の 蜂が来た
 ....
ケサランパサランを しってるかい
ちいさなちいさな生き物だよ 
一ミリにもみたない 綿のような身体をしていて
不思議に妖力をもった生き物なのさ 
人の心のやさしさにふれながら しだいに ....
声を ころし かなしみを押し殺していた人の
憂鬱の背中で


蕾は 固く硬く 腑甲斐なさのひとふさ
人間だけが持つ


すべての荷をほどき 纏ってきたものを
お脱ぎ ....
■■■
■■■ 電車の連結部で
■ ■ シュノーケルの音
■ ■ 渚が車窓から消え
    つり革の人々は
    相変わらず揺れ
■ ■ 大波小波が
■■■ 電車内の人々の足を濡らして ....
 

あなたの ちいさな裸形に わたしは慎ましく泣いた
蒙古斑の青さが 赤子のあなたを
きわだたせていた 
ゆがんだ顔だと 云った人もいたが
あんな うつくしさを わたしは それ ....
OMOTENASHIわたくし 妖怪 おもてなし と申します。
わたくしの体のほとんどの部分は 水とコラーゲンなのでございます。
人間の水分量は たったの六割だそうですね。 
よくそれで生きていら ....
いちまい

羽織って おゆきなさい

おつきさまも

羽織っているよ

いち せんちめんたるを






********************
 ....
***********************
*
* おばけあります
*
***********************


居酒屋の柱に 【おばけあります】ってあるから
 ....
【記憶の塩漬け】
 



すべての壁は白い  それぞれの壁が白さの中にも蔭を落し
直線で構成された 迷路
一陣の風がふいて 一粒一粒の白砂が
皺やよじれとなり集まり
 ....
はこぐまに であったのは
白いマストが海岸に現れたときだった
お蝶夫人の待ちわびた人は 波止場には 降りてこなかった
かわりに降りてきたものは
かるい箱のようなものを頭にかぶった熊だった

 ....
宇宙を 黙読しつづけて
何万回死んだかしれない
こむすめコスメ ポーチから
四方八方に轟く その呻き


きょうは
おとなしい おくさま風
おとなしいおくさま
おとなし ....
羽矢と霧矢は まゆみの木を みずからの眼力で選び
切り落とし弓と成し、その矢を射る。
深い霧の中に 白百合が群生している
この村には いまは おなごしかおらんけんど さすけね

 ....
嵐の日 雷が空気をゆらして
瞼をとじても 光がときより私をゆさぶるの
わたしの心にあった 汚いものの 
沈殿させる濁った想いを
荒々しい雨風が 洗い流してくれる気がする

今日みた ....
【飛行模型】

露草の花は ひかりをうけて翼のようだから 
おだやかな 面もちで 飛び石を踏み外さないように歩く
縁側で 竹ひごが 飛行機雲のように しなやかにのびている
そのなかでも ....
【 君の居場所 】

三丁目の角の突き当りの
有刺鉄線の向こうには
なにがあるのだろう
あの奥には 殺伐とした広陵たる 荒野がありそうだ


漠然とした目標に俯く 君に ....
そらの珊瑚さんのるるりらさんおすすめリスト(163)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
★三月三日_雛のお祭企画のお知らせ。★追加の連絡事項がありま ...- るるりら散文(批評 ...11+*14-2-26
【紫】ほかならぬむらさき_オムニバス三編- るるりら自由詩24*14-2-20
【霧】生国______- るるりら自由詩20*14-2-12
- るるりら自由詩20*14-2-6
日極_節分祭のおしらせ- るるりら自由詩6+*14-2-3
しろい四角- るるりら自由詩26*14-1-21
飛行模型___(第三稿)- るるりら自由詩26*14-1-6
【終】おしまいの彩り- るるりら携帯写真+ ...12*13-12-21
ふうてん_とばそ- るるりら自由詩19*13-12-18
点子が、行く。- るるりら自由詩17*13-12-11
消えるには少し速い- るるりら自由詩20*13-11-24
世界の半分に捧げる歌- るるりら自由詩19*13-11-20
奈落のクイズマスター- るるりら自由詩18*13-11-14
南国の魔女か人魚か轟きか- るるりら自由詩16*13-11-11
北国の魔法使いか半魚人の_うめき声か- るるりら自由詩11*13-11-11
いちず- るるりら自由詩22*13-11-2
1㎜- るるりら自由詩10*13-10-22
露草- るるりら自由詩14*13-10-19
まわり道- るるりら自由詩14*13-10-15
自立する_貴女に- るるりら自由詩20*13-10-9
おもてなし妖怪2013- るるりら自由詩24*13-10-3
Tシャツでは_すこし寒い- るるりら自由詩12*13-9-25
それでも- るるりら自由詩12*13-9-21
【音】塩時計には音がない---三篇のオムニバス- るるりら自由詩15*13-9-20
それからはこぐまのサーカスばかり見て暮らした- るるりら自由詩11*13-9-19
小娘- るるりら自由詩17*13-9-14
羽矢と霧矢- るるりら自由詩15*13-9-7
どこまでも続いていきそうな予感- るるりら自由詩21*13-8-31
少年よ_【三篇からなる_オムニバス】- るるりら自由詩25*13-8-29
【漠】君の居場所_- るるりら自由詩10*13-8-27

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