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あのね、正しい空はいつだって
きっと明日は暑いから動けない
たとえば夜からうまれた一瞬ならば
細胞の色にそって
私は彼女を嘘つきだと言う
線上にならぶ
黒いすきまからみえる ....
口内を游ぐかすかな黄色い声や
空で少しずつ拭った私のため息に
やわらかに触れた脈は戸惑い
口元をつつむ手のひらは笑って
夜の角で正装した蛙と
私の答えを探しにやってくる
一定に繰り ....
半身を傾けて右足の声を聞きながら
私は君が勧める歌を口ずさむよ
壁は乾いた笑いをむけ
白に囲まれた暖色の夜を待ち
私の青色が足りなくなれば
風をなでる横顔を
塗りつけておくように
人 ....