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動かない水の上に
架かる小さな橋に
枯葉が一枚一枚
落ちる
たびに
思い
出してしまいそうになる
地図の上に屹立する白い
直線 とか
影
だけが見えた猫の
鳴き声 とか
煤 ....
窓の傷がその数の分だけ
月日を遡らせる
傷の向こうの青空は
ヒトの体温に近い温度を
眼球に投影させようとする
手に触れる距離に 砂が
あるといい
砂の付着した手で
窓の傷をなぞる
....
そらの珊瑚さんのnomanさんおすすめリスト
(2)
タイトル
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カテゴリ
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日付
少し冷えた左手を白い月に翳すと
-
noman
自由詩
3
17-6-11
地面に手を埋めるのは止めることにした
-
noman
自由詩
2
15-5-28
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