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皮脂で汚れ切った車窓越しに
遠ざかる
街の灯を眺めている

真っ当に生きて
正しく幸せになることが
こんなにも簡単だと気付くまでに
随分と
遠回りをしてしまった


 ....
1.薄暮

食卓には
真っ白なお皿と、銀のフォーク
窓から扉へ吹き抜ける風と
その匂い

飴色の空
地平線
瞬きながら暮れる、滲んだ宝石

泳ぐ魚の群れを追いかけて
追 ....
そらの珊瑚さんの獏さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
終電- 自由詩9*17-6-8
空についての三編- 自由詩217-2-1

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