すべてのおすすめ
子の帰るまで採らず置くトマトかな

もぎ来たる真赤なトマト喜ぶ子

食卓の寸時の談笑戻り梅雨

夏{ルビ夕餉=ゆうげ}回転ずしの鮮魚かな

{ルビ外国=とつくに}へ戻りゆく子や蝉しぐれ ....
夏空を仰ぐやけふも降らるるか

樹々{ルビ並=な}べて{ルビ草臥=くたび}れてゐし夏の庭

ニアミスの姉と妹の夏帰省

光線の具合よき朝ジニア撮る

にわか雨竿に干したるままにして
古株が遠慮してゐる金魚鉢

根詰めるなと今にも母が言いさうな

花遍路なつかしき人は風の中
鯛そうめん郷土料理の昼餉かな

冷汁の味噌と魚は地元産

地消地産えひめ米買ふ梅雨さ中

{ルビ小=ち}さき{ルビ枝=え}に長茄子の花{ルビ濃=こ}むらさき
 散歩日和さ
  埃が光ってる

    ── never young beach






夏きざし隣街まで散歩して

挨拶に日傘を上ぐる日和かな

話しかけやすさうな ....
コーヒーをやめて{ルビ白湯=さゆ}にす冬の朝

小春日の電車園児に満たされて

ふくよかな大根足の{ルビ娘=こ}もいいね

その音のパリッと淋し踏み落葉

シュッとして冬のゴキブリ安楽 ....
この秋の思ひ出かぞへ指を折る

「さようなら」秋の蝶への一行詩

ランドセル並び小さな秋の恋

冬近しあの野良猫も見なくなり

秋寒しゆで卵の火弱くして

秋蝶のふと見失ふ行方かな ....
秋の蝶どこからか来てどこかへと

砂時計落ち切りて午後{ルビ酔芙蓉=すいふよう}

蟬の殻この世の何にしがみつく

宿題の夜長消しゴム転がす子

得た夢と失った夢蟬の殻

始ま ....
秋蝶の影を失ふ小花かな

ほやほやと優しき言葉ふかし{ルビ藷=いも}

鍋の中小さな{ルビ喧嘩=けんか}芋と芋

三日月に負けずバナナの曲がり方

きっと地球見てる人ゐて天の川
 ....
朝顔や手の届かざる空の紺

コスモスは風に倒され起こされて

{ルビ身体=からだ}より影長くして{ルビ飛蝗=ばつた}とぶ

かぼちゃ煮る母ゐる今を大切に

虫の音は心安らぐおまじなひ
 ....
夕暮れや紅葉を冷やす雲の影

流れ星窓に腰かけハーモニカ

色めくは雲のみならず秋夕焼

朝顔に歩み緩めて二歩三歩

朝顔や隣にまはす回覧板

登りきりそよ風のさき初紅葉

彫 ....
あの時の夕陽は真っ赤な嘘でした


たんぽぽのきいろい歓声陽の光


青空を雲がいっぴき歩いてく
ため息の数だけ捨てる衣替え 帰る人帰らぬ人と秋の夕 膝枕されて見上げる花吹雪 ランドセル揺らし駆ける子花盛り 地球儀や深く齧られたる聖夜 誕生日気づかれなくて秋刀魚焼く 墨が流れた
闇路のしとね
花埋み
1 靴擦れで坂道上る猫背でね


2 一人酒しいたけを焼く七厘で


3 緑色湯がいて食べるオクラ哉


4 ブスばかり想像しながら射精哉


5 黒板にチョークで顔を書く男
 ....
じゃんけんをせずに葛餅五等分 立秋や猫の肉球ぷーにぷに 鬼灯鳴らす娘の余韻

朝顔に夢をたくす四万六千日

夏風に明珍の音静か鳴る

すずろなる橋をわたる下駄の音

モロコシ茹でて塩をふる
腹を裂く
いわしのまなこ
可愛らし
夕暮れを追い越すように燕飛ぶ イグアナの骨の髄まで真夏かな 辛抱しても我慢はできない人

おばさんのぼやきはエンドレス・リピート

地図が読めない

食べ過ぎた〜食べた後で言うんじゃない

旦那以外の男が好き!

無知は博学よりも武器になる ....
里帰り娘に還る日

略奪の限りを尽くすバイキング料理

バーゲンは主婦の戦場

主婦ニート? 主婦が本物のニートになったら家の中がどうなるか見たい?

賞味期限+三日=正しい賞味期限
 ....
おばさんは一日にして成らず

常識がないと人にいうあなたの方が常識無し

若者言葉ネットで検索中

何度聴いても覚えられないパソコン用語

話を聴いてくれる相手を探してる

助走乗 ....
マイルールごり押し

新製品サポート無しでは扱えない

おまけ付き商品に弱い

少女時代を美化して語る

スーパー銭湯とグルメが生甲斐

家ではノーブラですが

人間の形状なく ....
そらの珊瑚さんの俳句おすすめリスト(93)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
実家の夏- けいこ俳句5*25-7-17
夏は来ぬ- けいこ俳句7*25-7-11
花遍路- 紅茶猫俳句4*25-6-26
わが町を愛す- けいこ俳句6*25-6-25
散歩日和- 森田拓也俳句11*25-6-24
誰かの冬の物語- 森田拓也俳句13*24-11-13
ぼくに似た誰かに- 森田拓也俳句10*24-10-31
途中下車の日々に- 森田拓也俳句9*24-10-13
ありがとうエブリデイ- 森田拓也俳句9*24-10-12
幻燈機のなかで- 森田拓也俳句9+*24-10-11
ピーマンの部屋- 森田拓也俳句8*24-10-9
生きる色- 水宮うみ俳句1*19-4-16
衣替え- minomi俳句3*16-11-7
秋の夕- minomi俳句416-10-3
膝枕されて見上げる花吹雪- 北大路京 ...俳句316-3-13
ランドセル揺らし駆ける子花盛り- 北大路京 ...俳句116-3-6
地球儀や深く齧られたる聖夜- 北大路京 ...俳句215-12-21
誕生日気づかれなくて秋刀魚焼く- 北大路京 ...俳句515-11-26
春死なん- レタス俳句115-9-27
俳句集- 陽向∮俳句4*15-9-25
じゃんけんをせずに葛餅五等分- 北大路京 ...俳句415-9-24
立秋や猫の肉球ぷーにぷに- 北大路京 ...俳句415-8-18
夏日- レタス俳句1*15-8-13
指先- レタス俳句115-5-24
夕暮れを追い越すように燕飛ぶ- 北大路京 ...俳句1115-3-24
イグアナの骨の髄まで真夏かな- 北大路京 ...俳句314-8-29
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の十_終了- 泡沫恋歌俳句7*14-5-26
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の六- 泡沫恋歌俳句5*14-4-14
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の五- 泡沫恋歌俳句9*14-4-9
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の四- 泡沫恋歌俳句4*14-4-1

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