すべてのおすすめ
怒りと感謝は相反するものでありながら
どちらも無くては存在できないほど惹きあう物
怒りの裏に愛と感謝があり
悲しみの裏側に喜びと慈しみが存在する
善と悪が裏表であるように
紐解けば ....
今ある自分になるための過去があった
そして今この瞬間も
未来の自分の為の時となる
過去は捨てる物じゃなくて
向き合う物なんだね
受け止められた時
その想いは ....
誰かが言ってた
ハッピーエンドな映画しか見たくないって
私は言ったよ
幸せな恋愛映画はつまらないって
終わりが良いのは己の恐れ
1+1を10億にして
明日を昨日 ....
朝起きて 大地を読み
今日吹く風は西か東か
空気は何色?
お日様は見えるのかと
空に聞いてみた
決まりなどない
どこ吹く風
今決めるのさ 今求めるのさ
風の匂いは ....
花は散るから美しく
儚い命だからこそ
強く輝く
薬漬けで得た美しさは
骸骨に装飾したような
命の消えた冷たい屍に見える
長き時間
その美しさを楽しむのなら
一瞬でも
本物の命 ....
私が作った料理を
食べる人がいる
私が洗濯をした物を
着る人が居る
私の手で作り出した何かが
誰かの役に立つ事もあるんだなと
次々に口へ運ばれる料理を見ながら
ふと そう思っ ....
雨が降る
静かに そして激しく
ココロを揺らす雨音は
憂鬱なため息に似て
降り注ぐ雨は
私の涙を隠してくれた
我儘に生きていく事が
人を傷つけるのなら
自分が傷ついて
血 ....
死ぬまでの鼓動の数が決まっているのなら
私の命は幾ばくか
狂った心臓は早鐘のごとく鳴り響き
アンバランスなココロは悲鳴を上げた
むき出しの傷口には
塩を塗り込む奴らがいる
荒れ ....
当たり前に動く この体も
ずいぶん使い果たしたものだ
これは借り物の器
自分の物であるのは魂だけ
それすら神に与えられた奇跡なら
空気に漂う気配だけが
己自身なのかもしれな ....
何一つ確かなモノなど無く
何一つ信じる事も出来ず
何一つやり遂げる事の出来ない私は
人にいったい何を言えるというの
着飾るだけの
腐食した心を
直視する勇気もなく
また落ちて
....
それでも雲は流れ・・・
夜になり、日が昇る。
心が立ち止っている間でさえ、
雲は流れる。
止まっているのは自分だけ。
確実に時は流れている。
苦しくも悲しくも…
無音
暗闇
上下の感覚もない
手を伸ばしても何も触れない
その手すら
存在するかもわからない
闇に溶ける 意識
静寂…
そんな中から ....
何のために
誰のために?
意味はあるのか
何も無いのか
結局はそう
自己満足なんだ
問いかけた言葉の渦は
濁流となり己に降りかかる
流されまいと踏みとどまる自分が
滑稽に見え ....
人の心は孤独に満ち溢れている
人は人に縛られ
人は人を支配する
孤独を恐れ
人に依存していく
それで良いのかと
心に沸く小さな疑問を
それで良いんだと
かき消し ....
悲しみに震えるココロを
そっと抱きしめてみる
空を見上げれば きっと
暗闇に浮かぶ月も
微笑みを返してくれるだろう
月明かりは私を
青く照らしてくれる
その影は
いつか見たよう ....
風がカーテンを揺らす
私は誰かの洗濯物をたたんでいる
ふと眼を向ければ
貴方の優しい眼差しがある
私は微笑みを返す
時の音は静かで
街の音は風になり
また吹き抜けては
あなたの視線 ....
人は皆
ありふれた日常のなかで
少しの無理や
少しの後悔と
日々闘っている
そんな自分を
たまには労わってあげよう
ほんの少しの贅沢と
ほんの一握りの愛情で
コーヒーに一匙の ....
人の会話がクルクルと
風に混ざって私を取り巻く
見えない心は
見せない心は
どこに舞っている
忙しく通り過ぎる感情の歯車に
私の心は振り回され
疎外感だけが
心を支 ....
人生なんて
偶然と気まぐれでできている
人間は愛と欲望
運命は 神の悪戯とため息
複雑にしているのは人間なんだ
眼を凝らしてみれば
単純な線描写の世界が
広 ....