すべてのおすすめ
余白のたっぷりある
読み物は心が和む

白い部分は
単なる余りではなく

空想だったり
誰かの想いだったり
空(そら)だったり

色んなものを
入れ替えられるから

あくせく ....
感情や感性の揺れ とは

どこから来るのだろう

恋はするものではなく
落ちるものだという


それに似た感覚

視覚から入った言葉は
意思を持った生き物のように

あた ....
四角ばったあなたのなまえをみると
どきっとする

はじめてもらったてがみの文字も
やっぱり四角ばっていて
笑ってしまった

あなたの気性だとおもった

なのに
なかみはあったかくて ....
もう
勘違いで傷つきたくないから

実体のある
あなたの接触を

私はただ
待っているのです

充分過ぎる時間がありました

桜は毎年咲いています
年を重ねてもきれいに

 ....
ノックしてドアを開けると

安堵した君の顔が
見えた

どうだった手術?
家にいるときより晴れ晴れして

当たり前だよ
ずっと痛みを我慢してたんだからさ
そこのテーブルに歯、あるよ ....
幼いころ
のっ原をかけまわっていたあたしの

いつもそばにあったその草花が
いぬふぐり、で
あると知ったのは
高校生のときだった

かわいらしいひびきに
その名をおぼえた
 ....
次の瞬間、
目の前にはグレーの斜め縞の歩道があり
潰された蛙のように両手を上げて
突っ伏していた

冷たい衝撃は
転がっている前歯のもの

遠巻きのギャラリーが安否確認をし ....
静かな 待合室に響く

早口で話す声
隣りにいる付き添いの人は
慣れているのか
相づちさえ打たない

脈絡もなく
しゃべり続ける婦人

耳を塞ぐ

イライラを通り越して
不安 ....
ふと、目をやる

視線の先には 木蓮

ここ数日
一けた数字の寒さの日

もこもこに着込み
大判マフラーの間から
景色を見ていた

ベージュに近い2センチほどのつぼみ

 ....
リアルなところにいるキミがすき

あったかくて やさしくて
いいやつなんだ

日本酒ばっかのんじゃって
ご飯をちっとも食べないの

肝臓にわるいぞ
ちからが出ないぞ

あた ....
発見した洞窟は
温かかった

あなたを想って
さまよった末
たどり着いた

わたしは其処で
恍惚となった

あの初夏に
感じた潤い
上り詰めた感覚

果てない わたし。
 ....
あのひとは
気まぐれで意地悪

あたしの気持ちを
試すかのような言葉で

揺さぶりをかけてくる

かと思うと

子供のような
愛らしさ

彼は
いつも 大気のような優しさで ....
満たされたら
充分 というのは
嘘だ

永遠を誓っても

手をのばすところに
触れる存在があっても

ふとした瞬間に
冷たくなる
魂がある

その証しに

もう
ふたつ ....
泡沫恋歌さんの森の猫さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
余白- 森の猫自由詩13*15-2-23
感覚- 森の猫自由詩13*12-5-16
四角- 森の猫自由詩8*12-5-7
桜に。- 森の猫自由詩11*12-4-14
病室にて- 森の猫自由詩13*12-3-29
いぬふぐりに会いたい- 森の猫自由詩19*12-3-18
過信- 森の猫自由詩17+*12-3-6
待合室- 森の猫自由詩10*12-2-28
つぼみ- 森の猫自由詩13*12-2-22
リアルに- 森の猫自由詩10*12-2-15
洞窟へ- 森の猫自由詩7*12-2-4
太陽と風- 森の猫自由詩13*12-2-3
孤独という感情- 森の猫自由詩14*12-1-22

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する