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雑草の中にまみえる私
誰かが足を止めるのを
待っているかのように
じっと雑草の隙間から
空を眺めて佇んでいた
こうしてしおれて行く
雑草にもなれずに地を
這う小さなロゼット葉
思い ....
暖かな日差しを受けて
春爛漫の息吹を感じる
子供達の遊ぶ声が届く
大らかな芽吹きの声が
ここに春が来たことを
そよぐ風が告げている
悩み苦しみさえも嘘と
想える程暖かな陽射し
誰も ....
コツコツコツ深夜の足音
ゴソゴソゴソ深夜の物音
何をしているのだろうと
訝りつつ目覚めれば深夜
安眠を妨げる足音や物音
決まった時刻に乱される
ドアを開け見渡しながら
誰もい ....
壁を見つめて壁に書いた
壁に眼で書いているから
誰も気が付かないだろう
もうこの壁ともお別れだ
明日は別の壁の前に居る
じっと壁を見つめた日々
壁の前に机を置いている ....
窓辺から春の風はまだ来ない
両開きの窓は閉じられたまま
白いカーテン越しに外を見る
春の風は春の香りを運ぶのだ
春の風は春の妖精が運ぶのだ
春の風は花の香りに満ち溢る
眩い光の十字 ....
限りなく美しい荒野に立ち
私はただ貴方を待っている
南から流れる風の知らせは
温かく私の身体に溶け込み
もうじき逢える希望に満ち
耐えがたき苦難も消え去る
果てしない荒野に煌く太陽 ....
深い眠りから眼を覚まし
目覚めるまでのひと時迄
混沌とした靄の中にいる
身体は動いているけれど
意識は朧な霞が晴れる迄
混沌とした靄で息を吸う
今日のゴミ出しに気付き
もう遅い時 ....
時を経て散り行く枯れ葉
地に落ちろうとする姿は
その間際まで心奪う様に
我を忘れる程の美しさを
見せ付けては舞い落ちる
少しの風にひらひら落ち
強い風にも優雅に落ち ....
幾度となく聴いたであろうか
淡い色の流れるメロディーに
様々な思い出が走馬灯の如く
回る風景はどこまでも優しい
幾度となく眺めたであろうか
淡い色の流れるメロディーを
木馬に乗り浮 ....
泡沫恋歌さんのtamamiさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ロゼット・・・
-
tamami
自由詩
11
15-2-27
暖かな日差しに・・・
-
tamami
自由詩
14
14-4-14
足音・・・
-
tamami
自由詩
17
14-4-5
壁・・・
-
tamami
自由詩
15
14-3-22
春は窓辺から・・・
-
tamami
自由詩
10
14-2-12
風になろう・・・
-
tamami
自由詩
17+
13-12-10
今日の始まり・・・
-
tamami
自由詩
13
13-12-5
落葉・・・
-
tamami
自由詩
9
13-11-18
風のメロディー・・・
-
tamami
自由詩
6
13-11-5
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