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目の奥がずんずんして
とても眠かったが
夕方の電車に乗って
町に向かった

子供の頃
縁側に
本箱が置いてあった

陽がたっぷり差し込み
田んぼや
小川や
遠くには山も見えた
 ....
人の多くは 疲れた 幻のようなものなのであるが
私は 何も知らない そのことについては
いつまでも そっと 川面を見ていた
疲れだけが 転がっている
空の真上に へばりついたようにも見える ....
 


ソーダ飲む代わりに「そうだ」と言う。桜の蒼朶は散る、ソード亡きペン


世代の因果は次世代に?常に責任の及ぶ果てはある。


死後がなければ人は生きない?永遠(とわ)の喪失は ....
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
{引用=祝婚歌2}

ラブを書く
2文字か4文字

ラブを飲む
ただの森永ラブ

ラブを食べる
痩せて肥える

ラブを着用に及ぶ
ブラの逆さま

ラブを歌う
他人が作った ....
韓国旅行のお土産でもらったタレ

何につけても美味しい

とにかくごはんがすすむ

タレだけでもごはんが食べれる

もういっそのことタレだけでよくなる

四六時中タレを舐めてばかり ....
空をじぃっと見上げ目を閉じると

もこもこと雲が生まれて

意識が雲の流れを追って

ゆっくりと動き離れていく

少し流されていくとあちこちに

以前の自分の意識が再生され

 ....
白と黒に

なる前の色だってあるはずなのに

認めない

認めたくない

そんな権利どこにあるっていうんだろう

確かに夜の暗い空

すきな場所で光ってる

星をうらやまし ....
 
  
遊園地に「回転しない木馬」があった
妻と娘が乗り
僕が写真を撮ることになった
バーにおつかまりください
というアナウンスの後にブザーが鳴り
回転しない木馬が
回転し始めなかっ ....
ゆうちゃんは無口な転校生だった

四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ

がっこうは友だちできへんからきらいや。
 ....
俺はうんざりしている
ジャパニーズドリームなんて
どこにもありはしないんだ
奴らは真実に目を瞑って
ガムシャラになって
突っ走っている気になっている
贅沢な食い物を爛れた臓物に詰め込んだり ....
街の中に確かなものは何もなかった
生きていることだけ
長いぼんやりとした毎日の中を
ぼんやりと 糸を 伝うように

忘れられたらと思う
今までのぼんやりとした苦しみの類を
私の見ている頭 ....
哀愁のコートを纏い

感傷の中を走り抜けて

憂鬱の煙を吸い

恍惚のため息を吐き


嘲りのヒールを鳴らすと

マゾヒックな水溜りが弾けた




煩わし ....
他の女の子よりも、
三千円高い女を呼んでみた
出勤表から消えていたので、
てっきりキャンセルだと思って、
他の女の子を写真であたっていたら、
ふつうに22時過ぎに行きますということだった ....
歩道と車道の間にある細長い縁石を

すべからずの谷と呼ぶ男がいる。

「周りに高い建物があればある程、俺は燃えるんだ。」

「この高揚感をあなたにも感じさせてあげたい。」

と道行く人 ....
高速の事故渋滞のせいで下道も混んでいた

何台かが裏道に抜けてゆくのに付いていった

そしたら知らないふとい道に出た

駅前のように店が沢山あってマンションが並んでいた

なんで今まで ....
いま、立方体の中で手足を折り曲げている
きっちり蓋を閉めて 一分の隙もないように
それでもはみ出しまう「私」が漏れ出て
側面を綴りながら、ゆっくり滴っていく


シジン、と名乗っているうち ....
恐ろしい文字が天井にへばりついている ある田舎町の町おこしとかで、1000ドルの賞金の懸かった
ルービック・キューブの大会が開かれた。
賞金が懸かっているとはいえ、ルービック・キューブの
存在すら怪しい田舎町でろくに色を揃えられる者 ....
つき立てたスプーンは
さながら銀嶺

氷寒は、あまい
あまくて
ぬくい


だれかの失くした王冠と
つとめてしずかな
舌鼓


ありふれた脱ぎ捨て方で
癒しのすべが
 ....
バス停に佇むやじろべえがいます

いくらバスがやってきても乗ろうとせず

バス運転手たちの間では有名な話です

水族館にマンタばかりを眺めているやじろべえがいます

あまり手を大きく広 ....
 
 
紙を飛行機にして
窓から飛ばす
しばらくして
砂漠に不時着する
近くでは
砂場と間違えて迷い込んだ男の子が
砂遊びをしている
こんなに集めたよ
振り返って
砂でいっぱいに ....
今年になってやっと
我が家の底冷えのする土間に
ウミガラスが営巣した
すでに蓄えは底をついた
ぎりぎりのタイミング

かつては家族全員
障害者認定だったから
近所の一部マスコミからは
 ....
いまや フィルターは染みがつき
一滴一滴が
嫌だ 嫌だと呟いて
ドリッパーから墜ちてゆく
レギュラーコーヒーのしずく達
次第に近ずくカップの満杯
もう熱湯は入れられない
じっとみつめてい ....
mixiも ブログも Twitterも やってるの
そんなにつながりを求めてるの? って 言われると
多分そう と 答えるしかない

初めは 面白いから始めたの
だから 飽きたら止(や)める ....
{引用=祝婚歌}
旅は美しい
金のウンコを過ぎた辺りで助走に入り
爆発的加速でトップスピードに乗れば
船尾のエンジン焼けのひどい匂いも後方へ置き去られ
大川の生ぐさも顔打つ風に堤へ跳ね返され ....
研究室に女が入ってきて
めがねをしていて
地図をスキャナに読み込ませて
香水のにおいをさせているから
はなしかけなかったら
でていったから
じぶんが
わるものとして
あつかわれて
い ....
世界がゼリーだ
わたしはゼリーじゃない
世界がゼリーだ

さんさんなな拍子のリズムで
みんなそうやって生きているなら
それはゼリーだ

帽子を被れ
わたしを視線からかくせ
見えない ....
100%の果汁は苦い
知っているのにほしくなる
ホンモノにこだわる
私は偽物

ほんとうの私を
探してる/今夜も

ないないない
とおもいたい
あきらめて

グラスの中のオレン ....
甘い香りの果実が笑う

…誰がわかるわけでもあるまい

点数稼ぎで農薬まみれ

食う虫殺して叫ぶ「召し上がれ」


いつの時代も愛されたいから

流行に流され色艶輝け  ....
さすらいのまーつんさんの自由詩おすすめリスト(363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
本箱- まんぼう ...自由詩611-10-19
川の幻影- 番田 自由詩311-10-19
青透明- 西行桜自由詩111-10-19
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
無登録商標- salco自由詩6*11-10-19
魔法のタレ- 灰泥軽茶自由詩2*11-10-18
幽体もこもこ- 灰泥軽茶自由詩3*11-10-18
点在- 朧月自由詩111-10-18
回転しない木馬- たもつ自由詩1711-10-18
陽だまり_2011- たま自由詩37*11-10-18
Assなき暴走- 花形新次自由詩2*11-10-18
俺の心にはいつも- 番田 自由詩111-10-18
道化- faik自由詩7*11-10-18
三千円高い女- はだいろ自由詩711-10-18
すべからずの谷- 灰泥軽茶自由詩111-10-17
知らないふとい道- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-17
立方体- 渡 ひろ ...自由詩30+*11-10-17
目ゆゆゆゆ目- 空中分解自由詩4*11-10-17
全ての面を揃えよ- オノ自由詩211-10-17
モンブラン- 千波 一 ...自由詩7*11-10-16
やじろべえ- 灰泥軽茶自由詩5*11-10-16
不時着- たもつ自由詩811-10-16
ウミガラス- シリ・カ ...自由詩311-10-16
ひび割れのフレーム(六)- 信天翁自由詩3*11-10-16
ネット- 凪 ちひ ...自由詩311-10-15
シオンのあばずれと地獄の犬- salco自由詩9*11-10-15
ワトキンソン教授- 6自由詩411-10-15
ゼリーならなんだ- ブロッコ ...自由詩611-10-15
100%の真実- 朧月自由詩311-10-15
甘い果実- faik自由詩1*11-10-15

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