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ふるふるあめふる火花ふる

鉄の炉端の熔接の

ばちばち火花のあめふるを

がらすの傘さし散歩する


ねこはあめふりいやがって

わたしの肩からはなれない


 ....
あなたは、それじゃ駄目

少しばかり良いことが起こっても
それを怖れる

また悪いことが起こるのではないかと
怖れて

良いことの芽を摘んで
しまおうとする


もう十分に
 ....
もうほんとに嫌いな人がいて、我慢ならなかったんです。
それである祈祷師にお願いして、呪い殺せないかと聞いたん
ですが直接呪い殺すことはできなくて、私に「好きになった人が
死ぬ呪い」をかけることは ....
朝起きて お天気がいいと
布団を干そうと 張り切ってしまう
ワイドショーに 好きなタレントが出ていたら
めっちゃ嬉しくて 一日中ハイな気分
クッキーと紅茶で 午後のティータイム

仕事と ....
この世に過不足を感じないおやじにも

憂鬱はある


いまさら存在の不条理を

問い続ける姿勢も無い今


何だか自分の隙間を見つけられなくて

ウロウロしている


金 ....
野には蜜酒が香り
冷蔵庫の中で
飲み残しのアルミ缶が
虹色の水蒸気を吐き出す

木漏れ日のタペストリー模様に
数学者が美しい定理を発見する
詩人は新しい詩を見いだす

空を行く雲が
 ....
薄い春を透かして
透明な雲雀は歌い
浅い海では大蛤が
長い舌を伸ばして
むせ返る蜃気楼を
吐きだしている

遠い空では
砕かれた者たちが
陽射しを照り返し
鋭く突き刺そうとする
南国の旅の夜
ホテルの部屋ひとり
時に人恋しく
ポコチンに触れさせもせず
帰した女いずこ
だって好みじゃないから
熱きポコチン爆発寸前
代わりの女
早くおいでよ
ああ胸はそんなにデカ ....
1日働き続け
いつ寝たのか分らない。
甘い蜜の味
ハニービー

何の楽しみもない。
何の遊びもない。
何の感動もない。

毎日同じ事の
繰り返し
毎日同じ人に
会うばかり

 ....
唇のすきまからしみだしたものが死んでいた
放射線の中でも一番強いやつ
強い光を放って死んだ

いや、それは見えない
それは見えないのだから、誰も気づかない
見えないものはどこにもない

 ....
枯れ葉が踊るよ

そば猪口ちょこ

満たして、浸して、

そばつゆどこだ、

野山をえっちら暖簾はどこだ、

日も暮れあてどのない風景

でもどこかでみた風景は

私に描か ....
草原をバトルフィールドに見立て
匍匐前進が一時間以上続いている
周囲から仲間たちの気配も薄まり
冷たい月と数えきれない星々の下

体重の半分近い装備を背負い
身長ほどの銃身を両腕で抱え
 ....
むらさき色に
宇宙がのびていくのを
見た

小さな
わたしの夕暮れ


家々の窓には
サーモンピンクが
反射して

遡上の川を
わたしは想う


街灯がともるには
 ....
渡辺満里奈だけが、
永遠だった夏が、
確かにあった

書泉ブックマートのB1Fで、
よいこの歌謡曲の
バックナンバーを買い求めていたころ

けっしてやってこなかった夏休みが
いま、た ....
 
 
歩いていた犬が棒に当たったころ
風が吹いて桶屋は儲かっていた 
僕は爪に火をともしながら 
石の上で三年間 
糠に釘を打ち続けたのだった 

壁には耳があった 
障子には目が ....
目の前に広がる暗闇の世界 そこにそびえる苦難の山脈
足がすくんで壊れそうになっても 逃げやしないさ

いままでしてきたことが敵わないとしても
この夢は決して尽きることなどないんだ
夜が ....
「私が死んだらヴァルキナファソに埋めて」とあの人は言った

「カラスはきれい」とあの人は言った

「曇り空が好きだ」とあの人は言った

「アイラーとシェーンベルグは楽しい」とあの人は ....
透き通ったグラスに
白く砕けた貝殻を入れる

カラカラと乾いた音が
私の耳を潤す

グラスに耳を当てれば
澄んだ音色が

脳天から足の爪先まで
私の体を支配する

あなたは恥ず ....
上空フォフォフォフォンがやってきた

それは!

やってきたと言うより

上空フォフォフォフォンは木綿豆腐の香りがする

そして

髪をかきあげる

上空フォフォフォフォンの音 ....
言葉が離れてゆく
まるで塵のようだ
堕ちてゆく言葉に求めてはならないもの
あれは何だろう

言葉が壊れてゆく
まるで自分自身のようだ
愛されていないと不安になる
 ....
生きる為と
趣味の為にお金が必要だから
バイトをしている

接客業だから
働いてて客に
「何だこいつは?」って感じたり
理不尽な事があったり
腹が立ったりして
思ったことをそのまま客 ....
銀行にて
大学の検定料を払い
領収印を確認しおえたら
秋の空は金木犀も終わっていた

私はまた
ひとつ 歳をとり
大切を手放すための作業を
たんたんとする

誰かの
口をかりない ....
街の中で得ようとした
私には無い感覚をいつも 追いかけていた 気がする


それは私に無関係な場所ではなかった気がする
想像とは一体何なのだろう


望んだものは あまりにも 遠す ....
雨がよろいをとかす
ぴしり 心がひび割れる

雨の中歩いているのは
まるで自分ひとりみたいに

傘は
シェルターのように隠す
それぞれの顔を
背景を

雨はどこからきたんだろう
 ....
      
昨日は他人だと
笑いながら通り過ぎていくものがある

ここから先は入れないからと
身構える姿は滑稽だ

少し緊張しても
鍵という他人もまた大きな他人で
挨拶すら忘れてい ....
くらい匂いのする国境のラインを
冷たい土を抱いたまま駆けぬける世代の
土くれに摩耗したブーツについた名前はプライド
硝煙たちが
演算されるコンピューター・システムみたいに次 ....
きみは眠りすらうしなって
エイギュイユ・クルーズの亡霊たちのさなか
みみもとできこえる音に名前をつけようとして
自分の大切なものの名前をわすれる




密度の ....
えーっとマン
えーっとマン
ハイッ?ハイッ?ハイッ?
ハイッ?ハイッ?
えーっとマン
えーっとマン

霞む瞳
遠い耳
薄れる記憶
ついに本格的
老化現象(鼻毛も白い)

あき ....
怖い夢を見たような気がして 
飛び起きたけれど
何の夢を見ていたかまでは 
思いだせなくて
ぬくもりが欲しいと思ったけれど 
誰もいなくて
もう一度 
眠り直そうとしたときに
のどがカ ....
自分に無い物を持つ人を
好きだと思ったり
妬ましく思ったり

自分に出来ないことが出来る人を
すごいと思ったり
自分とは違う、と思ったり


自分に無いと思う物は
いつだって
の ....
さすらいのまーつんさんの自由詩おすすめリスト(363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あめふり火ふり- mortalis自由詩511-10-15
愚痴を言う男へ- 木原東子自由詩13*11-10-15
依頼- オノ自由詩111-10-15
【_陽だまりの部屋_】- 泡沫恋歌自由詩14*11-10-15
親父の憂鬱- 梅昆布茶自由詩511-10-15
春の断層- まんぼう ...自由詩611-10-15
祝祭- まんぼう ...自由詩311-10-15
熱きポコチン- 花形新次自由詩3*11-10-15
その味は- ペポパン ...自由詩311-10-14
記憶- ブロッコ ...自由詩2*11-10-14
そば猪口ちょこ- 灰泥軽茶自由詩2*11-10-14
星月夜- カワグチ ...自由詩411-10-14
わたしの夕暮れ- 千波 一 ...自由詩8*11-10-14
渡辺満里奈- はだいろ自由詩411-10-14
オリ非ナル- たもつ自由詩711-10-14
Mt._Hardship- アヤメ自由詩111-10-14
あの人は言った- 蒲生万寿自由詩2*11-10-14
虚像- subaru★自由詩18*11-10-14
上空フォフォフォフォン- 空中分解自由詩3*11-10-14
ミュウズ- アラガイ ...自由詩7*11-10-14
はたらく- 一 二自由詩511-10-14
本日- 蒼木りん自由詩111-10-14
スターバックスを見つめて- 番田 自由詩311-10-14
- 朧月自由詩711-10-14
- 花キリン自由詩411-10-14
アイテム- ホロウ・ ...自由詩2*11-10-14
あたたかい亡霊たちのカンバス- ホロウ・ ...自由詩5*11-10-14
えーっとマン- 花形新次自由詩7*11-10-13
非日常- 凪 ちひ ...自由詩411-10-13
嫉妬- 凪 ちひ ...自由詩111-10-13

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