屋根の上の 空をみあげ
とらわれない 心を知るの
青い空の 雲をおって
この道を歩む 歩調を知るの
あなたはだれ
影がみえる
逆光の中に ほほえむ影が
走って ....
叩きつけるような
全てを絞り出しているかの
言葉、
言葉、
言葉、
言葉に魅入られた者は
言葉で自身を
癒やすのか…
痛い
痛すぎるよ
名前も
顔も知 ....
いまはもう濃密ではない
あなたの気配
いまはもうぼくには淡い
あなたの気配
記憶はもうただの濃淡だ
存在とはたんに
気配が濃密なだけなのだ
ぼくらの時間軸で
それは固着して見えるだけ ....
凸凹のこころは
少しずれた
凸凹を探し
おたがいの
凸凹を埋めたいの
かもしれない
そうじゃなければ
この胸の
ざわざわは
何?
恋でもない
愛しさでもない
同情で ....
切腹をしたい
全てを終わりにしたい。
苦しみから解放されたい。
でも死ねない悲しさ
どうしてなのだろう
理由がわからない。
もがき苦しんだあの時
その時とは雲泥の差
幸せは、漬 ....
着信音
淡いブルーの光
点灯
はい、もしもし。
駅前の大通りで
時差式の交差点で
地下街へと降りる階段で
すれ違う
たくさんの人たちは知らない
私がこ ....
何もないと言っておく
何も持たないふりをする
なにももたずにえんやこら
何も持てなくなっていく
嘘を本当に変えていく
だめなあんたの手口だね
いいのよ あたしは信じ ....
ガタンゴトン帰り道
ほろ酔い気分のお隣さん
アビシニアンな夜に
とおりすぎるよ家々
あの橋越えて あの池こえて
車掌さん 最寄り駅はまだですか
家へ帰るよあ ....
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