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雑草にみえるやまから
綺麗な花をみつけるひとは
私のきらいなひと
きらいという
気持ちに負けてなんとなく
花から目をそらす
かえりみち
後悔してる?
してない
なら仕方ない
自分で自分にきく
だれもいない海の波のように
母にあいにゆく 明日
なんとなく息苦しい
なんとなく憂鬱
母は
やっぱり母だろうな
そうであってほしいし
そうでないことも願っている
今日は鏡をみない
私の中の母をみたくないか ....
君はピザ屋のサンタクロース
君がたくさんの人を
子供を
笑顔にできると思うんだ
冷たい風の中
注文チェック
そっと応援したくなる
君の後ろに見える
あたたかな景色は
私の理想 ....
雨に濡れてでもなくカラスは
強いか弱いか
自分のモノサシしか持たない私が
おそるおそる見上げる電柱の上で
ぽつりぽつりなくカラス
たったひとり
それよりも高い空からおちてくる
雨 ....
なぜなんだろう
なんて答えのない
それぞれのひとのすることに
一喜一憂する自分もまた不思議
納得いかない
なんて当たり前なこと
秋の実またひとつおちた
身の程知らぬ柿は
まだ足 ....
ぜんぶまぶしい
生きているものは
小さなあたしの目でみた
だめなものという烙印が
枯れ葉のように落ちてゆく秋
善も悪も
おなじ船にのっている
地球という名の船に
浮かばせて ....
不安なのは
明日がわからないから
今が 苦しいから
みんなとおなじでないから
つきでていないから
月をみたか と君はきいた
毎日みていたのに
昨日はみなかった
ほらね 肝心 ....
夢みるために生きている
ひとは
かないそうもないといいながら
かなえたくてたまらない
うたうためにうまれたひとと
きくことにすぐれたひとは
空間をうまくシェアできる
かげをつれた ....
眠りたくない
明日がこわい
どうして人は
今日を越えないといけないの?
ずっとひとりぼっちで
眠ってきたけど
慣れないの あの頃から
言い争う声も
物音もきこえないのに
....
わからないという
隠れ蓑を着てあるく夜
足跡も影も連れず
ぼっちぶって
背中そらして
なんだった?って文字に
どきりとするメール
わけもなくつぶやく
ごめんなさいと
耳って鍵穴で
君がするりと入ってくる
なんにも言わずに
直に心にふれるから
こわくて
うれしくて
きっとだから泣くの
声って光りみたいな
音ってつかめない鎖
離れたら
もう思い ....
あいづちだけがほしいなんて
わがままを
きいてほしくて外にでる
春の風はやさしくて
そんな心をふくらます
君が元気でいればいい
ねがいをそっと風にのせ
君が私のいる場所に
いる ....
底辺てね
どこだろね
もう あかんと
おもえるとき
上みても
そらがあり
下みても
自分しかみえん
両手のひら
覆いたいのは
あたしの顔や
だけど咲いているよ
....
きこえなかったから
気になるのでしょうか
誰かに話しかける
あなたのよこがお
黒い雲が
真横にながれていって
夜がまたはじまってゆく
わすれたいの
いい人のように
微笑んでい ....
わからなくていいことが
多すぎる気がする
わかったふりするだけで
一日が終わる
ふる首よりも
うなずくほうが楽でしょ
異論唱えて空気変われば
どっちへぶつかるか
予想できない
....
私は必要ですか
私はだれかにとって
そうです
というこたえがほしい
意味を知りたい
いつかのために生きるのではなく
だれもが知りたいこの言葉を
声にならない声で叫ぶ