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子供達がてをふりながらさってゆく
老いた道化師は泣いた

彼らはもうサーカスを振り向かない
ガランとしたテントだけが残される

1918年の秋はからっぽだった
1928年には不安が流 ....
ひとは知らずに響きをのこしてゆく

希望の響きばかりではないが
きみが生きた証だと信じている

それは言葉の流星群となって
僕の夜に降り注ぐのだ

そして花火のように弾けて燃えつき去っ ....
夕べ僕はかわいい嫁さんをつかまえるために落とし穴をほっていたが
落ちていたのは中年の酔っ払いだったのでそのまま埋めてしまった
週刊誌の運勢をみたらあまりに悲惨なので世の中を憎んでいた

退屈で ....
月面に地球がのぼるのを見たことがあるかい

虹彩異色症の奥菜惠ちゃん デビッドボウイ

片目が金目でもう片方が銀目の猫

ちょっとだけちがうものが無数に存在するが

有限個ならば統計学 ....
ぼくときみは違う水路をたどって岩に孵化する山椒魚さ

無限のかがみの列から零れ落ちたひとひらのきみの笑顔

体温をかんじながらぼくらは越境する夜よ冷えろ

この曲をききながら羊水のなかに浮 ....
さわれないことば
冷えてゆくかけがえのなさ
いつもとぎれてしまうモチーフ

あたたかいスープもないテーブルでは
君の影がゆらめいてみえる

ほんとうは君の髪にふれていたかった
ゆびがい ....
yamadahifumiさんの梅昆布茶さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
道化師の秋- 梅昆布茶自由詩1313-4-13
響き- 梅昆布茶自由詩24*13-2-5
夕べ僕は落とし穴を掘っていた- 梅昆布茶自由詩19+12-6-29
地球照- 梅昆布茶自由詩2212-6-24
水脈- 梅昆布茶短歌1112-6-21
グルーミング- 梅昆布茶自由詩1712-5-15

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