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僕たちは午後から出発した
地面に句読点をつけるよりも速く
きれいな風が僕たちを追い抜いていく
足もとを通り抜ける
小さな音が風を追いかけていく
白いページにやがて日が傾き
それぞ ....
ゆかりのある人たちのむれをぬけて
すべる大地を軽くふんでいく
遠くに小さなあかりがあって
それは僕たちのようにもみえる
あ、いま僕たちって言った?
声が聞こえた気がして立ちどまる
無音 ....
*
目覚めると音のない世界
カーテンの隙間から灰色の光が射している
明けていくカーテン越しの光のなかで
青磁の肌が鈍く輝く
この部屋はこんなふうに朝を迎えるんだね。
僕は君を置き去りに ....
本木はじめさんのカワグチタケシさんおすすめリスト
(3)
タイトル
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カテゴリ
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日付
もしも僕が白鳥だったなら
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カワグチ ...
自由詩
12*
04-11-20
声
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カワグチ ...
自由詩
6*
04-10-22
ANOTHER_GREEN_WORLD
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カワグチ ...
自由詩
51*
04-10-1
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