すべてのおすすめ
さみだるる音楽堂に悲愴かな
短夜のアバンチュールやマーメイド
洗い髪いまは妻ではない女
偏差値の低き俳句や若葉雨
二次元の透けブラ画像若葉雨
サフランや天女の細い脹脛
新緑やおさげ少女にチョココルネ
あんぱんのゴマを数える春の闇
蜂飛ぶや TAK MATSUMOTOのギターソロ
美魔女からあんぱん貰い春の風邪
丸揚げの大蒜食べて戦場へ
春雷の一発ギャグやマルチーズ
春うらら梅香る城散歩猫
昼寝猫はなさき薫る梅一輪
黒猫が丸く膨らむ春うらら
黒猫や背に梅の香を漂わせ
蛙
お嬢さん啓蟄なのでお茶しましょ
啓蟄やサードコーチのまわす腕
啓蟄や地味にいとおそろしき夜
春スキーゲレンデに書く I love you
おっぱいもちっぱいもいる牡蠣割女
鳩のようにガラスにぶつかれ 寒がらす
は冗談で
ごみばこに捨てし空き缶硝子瓶
はややわかりにくい冗談です
嫁入りのキツネの影絵冬障子
ちりとりで雪掻く朝やねこまんま
買いたてのデニムを履いて初句会
小寒の一発ギャグがだだすべり
遺言を書き直してる年の内
人参に歯型をつけるロシア美女
膝毛布君の知らないLOVE SONG
苦甘い鮟鱇の声夜明け前
ひとりでも生きていけるよ浮寝鳥
炬燵から家族の頭生えている
神無月歌舞伎町まで追い込まれ
秋深しとっとと黒猫歩きけり
紅葉舞う掌の中のぞくはてな猫
落ち葉踏み尻尾を立てて猫二匹
蛙
マイルスのジャズ串にさす焼き鳥屋
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11