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浅茅生の己が命の短きを知りてやあらむ明日のあさがお 佳代
                          
雲の間に出でたる月を眺むまにあけば別れの春の夜短し きみ
             ....
 妻と居て

 秋の日の午後3時に妻と居て今日は彼女がきれいに見える

 窓越しのゴーヤは枯れて涼しい日空気は清く部屋は静かな

 九月より妻は黒髪あきらめて白髪を抜かずともよしと言う
 秋近し
 
 秋めいた青い空
 今日も私たちは伝道を続ける
 夏は心地よい
 流れる汗も涼しく
 風が吹いてくれる
 わたしの日傘は
 バーバリーだという
 笑ってしまった
 妻 ....
八月の空の下で

青い白い雲の漂う空
を見上げて
伝道奉仕が始まる
男女数人
坂道に車を止めて
さあ行こう
さまざまな家の人
男と女
今日は男がよくきいてくれた
汗が沢山流れて
 ....
七月の家

窓から風が
緑の葉は揺れ
庭の木々も
風と戯れ
汗ばむ頬
七月の午後
珈琲はおいしく
壁の絵もうれしくて
全てのものが
涼しい唄をうたっています。
桜散る車道をゆきて昼すぎのかぜが吹きけり曇りそらには

子らの住むマンションの庭花移し彩り揃えこうふくよこよ

タイガースダイナマイトの打線破裂気分良くなり4時近し
装いして伝道奉仕に出る妻に声をかけては励ましにけり

病院の受付に坐す妻のかおどこか品ありこのましきかな

卯月きて半ばを過ぎて坐す机妻の歌をばつくりておりぬ
一月二十五日
「私の兄弟たち、さまざまな試練に遭うとき、それをすべて喜びと
 しなさい。あなた方が知っているように、こうして試される信
 仰の質は忍耐を生み出すからです。」―ヤコブ書1の2・3― ....
湖のほとり

水面に揺らぐ波間に鴨泳ぎ神おわします琵琶の湖かも

山かすむ対岸の雲眺めつつ今日も二人でささやかな席

テーブルにコーヒー二つ今日もまた喫茶に興ず夫婦のきずな

青草が緑 ....
奥琵琶湖周遊ドライブ

若き日々たちまちに過ぎ妻ととも湖畔を走る老年の日々

薄き陽の雲広ごりて平年の23℃の秋のドライブ

稲はみな刈入れは済み黄葉となり一年過ぎてまた歌を詠みいる

 ....
 「モンゴル」

 トルフト族の住む
 モンゴルの地
 あてやかな衣装して
 踊る娘達
 朱を顔にぬり
 帯をしめ

 砂地ゆく
 ラクダの列
 箱に詰めし荷は
 常日頃の品の ....
 
 老いてゆく心の中に歌集あり神と歌とのかかわり探れば

 二千円懐中に在り今日は俺心の中に明かりともりて

 聖書の行弾みて口ゆ出でゆきて楽しき朝のわが心かも
subaru★さんの生田 稔さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
別れ- 生田 稔短歌312-9-19
妻といて- 生田 稔短歌1012-9-4
秋近し- 生田 稔自由詩8*12-8-9
八月の空の下で- 生田 稔自由詩212-8-4
七月の家- 生田 稔自由詩512-7-20
4時近し- 生田 稔短歌212-4-23
卯月の妻- 生田 稔短歌5+12-4-17
日々の聖句(9)- 生田 稔短歌312-1-28
湖のほとり- 生田 稔短歌411-12-8
奥琵琶湖周遊ドライブ- 生田 稔短歌711-10-17
「モンゴル」- 生田 稔自由詩311-5-14
朝の心- 生田 稔短歌311-3-16

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