すべてのおすすめ
かなしみが

すこしずつ こりかたまって

そうやって できた石は

どんな色してるでしょうか

にごった 灰色だったりすると

いやだな

すきとおった 青い色なら

い ....
ゆっくりと ためいき
ジェムストーンのひとりごとに

生きているものなら 好きでした
手あたりしだいにつかまえていたトンボ

実は お酒も飲みました
煙草はやめました

鉱石ならブル ....
イメージの中では ブルーの球体

1枚 膜をへだてて

違う時間を 生きるしかなくて


イメージの外では

灰色の なんでもないもの

あちこちの隙間から 入り込んできて

 ....
特に何も言うことのない 細胞分裂

アフタヌーンのアフタヌーン

えらくしゃかりきな 真夜中の哲学

夕暮れ時の魔法使い

砂と砂と砂

金色の排水口

45度傾いた 口笛
 ....
あいの おしり

よろこびの おしり

なぐさめの おしり

しんでしまった おしり

いきている おしり

うたの おしり

はなさく おしり

げいじゅつの おしり
 ....
おとぎばなしで
ねむらせてください

ちいさな わらやね
ふりつむゆきで
ねむらせてください

おにさんのなみだで
ねむらせてください

たろうどんや たごさくどんと
いっしょに ....
いくらでもふくれあがるおもいかかえて

かこばかりをみていると

どんどんつめたくなってゆく

まにあわなかったゆうやけが

どんどんとおくなってゆく

かたむいたすみっこのゆきど ....
これは これでいい

あれも まずまず いいだろう

それは まあまあ かまわない

そちらは そんなもんだろう

あちらは きびしくなってきた

こっちは これでは ちと まずい ....
せかいのきを 
みつめていると
ああ おおきいね

だれにも
かぞえられないほど
えだわかれして
たいへんだね

ひとつひとつのえだに
はっぱがついて
あったかいね

ねもと ....
きっぱりと割り切れるものは

割り切れないものたちに

負けてしまった

くるりと円いものは

いびつなものたちに

負けてしまった

さらさらと流れるものは

意固地に止 ....
無闇に 夏が好きだった

何もかも心開け放して

えんえんと暑くてたまらない中を

息はずませながら歩く

汗まみれの夏が好きだった


今は 冬もなかなかに好きだ

ストー ....
何も言わないで

静かに

そこに立っているものが

見えてしまったので

酒飲んでも無駄

泣いても無駄

うつむいても無駄

何も言わないで

静かに

そこに ....
申し分なくうつくしい

海の夕焼けを

石段に もっそり座って

眺めています

終わってしまって 始まらない物語と

始まってしまって 終わらない感情を

かわるがわる フィ ....
一個の完成した球体のような

そんな音楽だと思うと

モーツァルト だったりします

どこにも不足のない美しさが

かえって もの悲しかったりします
心の中の

いつも同じ場所で

いつまでも 目をつむって

よこたわっている 君に

せめて かけてあげられる

軽くて あたたかい

毛布のような ことばを

今日も さ ....
草野大悟さんのこむさんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どんな_いろ- こむ自由詩8*05-7-17
ひとりへ- こむ自由詩305-3-5
イメージ- こむ自由詩5*05-2-12
支離滅裂- こむ自由詩3*05-2-12
おしり- こむ自由詩5*05-2-12
おとぎばなしで- こむ自由詩5*05-1-27
おもい- こむ自由詩205-1-20
さて- こむ未詩・独白105-1-9
世界樹- こむ自由詩8*05-1-8
負けてはいない- こむ自由詩4*05-1-2
夏と冬- こむ自由詩205-1-2
立っているもの- こむ自由詩304-12-25
夕焼け- こむ自由詩5*04-11-7
モーツァルト- こむ未詩・独白2*04-10-1
娘に- こむ自由詩2*04-8-10

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する