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月の灯り陽の光り

誰もいない銀の馬車　

不幸など誰が予測できるだろう

誰も予測できないから不幸ではないのか

あの人たちも

傍らで見覚えのない家族が啜り泣いている

　.... ふと
遠くはなれてしまった人の姿が
無造作に表れてくる
胸の底が熱くなり
息が気にかかる
この頃は生きていることに感謝もしなくなり
死んだように生きている実感もわかない
た　.... どろどろの味噌汁を椀ごとぶちまけた
いつものような朝食だった
突然油のきれていないベーコンに腹がたったからだ
台所の窓ガラスが割れ
誰かが小石を投げたと僕は嘘をついた
夕方になれ　.... …朝の選挙速報を眺めていると僕はとうとういたたまれなくなってしまった。
彼女は何故か気のない返事で僕をはぐらかす。公示が決まったその日からお店にも顔を出してはいないようだ。（応援は知り合いから頼　.... 雲」流れに逆らう水は行き場を失う。積もる荒れた大地に鷺は降りたち。季節は素早く足取りを止めた。
沼。葦群の中、これ以上歩めばもっと地獄をみるだろう。あなたはどちらにしても傾がなければならない。波　.... 東口から西口を抜ける地下通路はいつも乗降客で溢れている。
比較的に混雑が少ないのは中央の広場から駅を跨いで裏側に出る南側の通路だ。買い物客で分かれるこちら側の通路は、通勤時間を過ぎれば人の足もぐ　.... 生前の祖父のことをよく覚えてはいない
祖父はわたしが物心つく前には亡くなっていた
抱かれた話を聞いても
、抱きおとされた怖さを聞いても
、色の剥げた写真に並ぶしわくちゃな姿だけが写る
　.... 「リンゴの味覚はリンゴそのものには無く、 リンゴ自体は味をもたない、 リンゴを食する者の口のなかにも無い、 両者の接触が必要である 」。
これはアルゼンチン出身の著名な作家で、また詩　.... いつも物思いに耽っているではないか
夜が明けるときの音が嫌いだ
それにしても静かな音楽が聴けなくなっている
もちろん騒音に酔いしれることもない
鼓膜は伝わる息を避けている
要するに　.... こと恋愛術に関して言えば老子も敵わない。 物語の主人公で終わるのは当然わたしなのだが
思いもよらず次から次へと脇役に死なれてしまうとは
脚本はやはり書き直すべきだったのだろう。
肉体的に屈強な男だったり
あるいは繊細で我慢強　.... もう何回目になるだろう
小銭を取り出してからのおつりはいつものように素早かった。
三枚の十円玉が大きくみえたのは、意外にもおんなの手のひらが小さかったからだ 。
こんなオーバーな言い方も案　.... ヒロシマにはたくさんの暑いがあって
たくさんの雲がながれて
たくさんの橋がある 。

たくさんの足音がビルに響き
人々はべつに重苦しくもない電車を今日も走らせる 。

雑草は　.... どこまでも拡がる宇宙の果てから
針のその先のずっと奥までが見通せる眼がほしい
火や水や風
どんな重力にも耐えてゆける変わらない筋肉と骨
未知の細菌には負けない内臓器官
見えない放射　.... 堪えきれなくて
上の奥歯を三本抜いた
ピーひょろろ
小鳥の鳴き声になって
（あなた だあれ？
わき水を飲んだら
鼻からこぼれて
時計の針が鼓膜に穴を空けた
しばら　.... この眩しい青空と比較してみる
かもめを探す
敢えて口にしない哀しみ

沖に流されては潮/騒
に引き戻され
わたしには縺れあう術がない
風またつよく、 荒い波
そして、
一　.... 近づいてくる
蒼い窓をそっと開けた
大きく深呼吸しろ
わるいものばかり喰っているから
朝の空気が一番の栄養なんだ 憂うつな顔をして目玉焼きを食べているぼくの目の前にも
化粧を落としたきみの寝息が聞こえてくるような気がする
きみの犬を探しはじめて二週間
駅の裏までやって来たけど広すぎて何もみえない
　.... 夕御飯は味噌汁にメザシ三匹ぐらいがちょうどいい
これは誰かが言ったこと
人生も此れくらいがちょうどいい 。

朝飯はパンにミルクコーヒーで仕事に向かう
物足りなさがちょうどいい 　.... ＊エンドレス
染みは消えずに
増してゆくだけ
（塵のように
言葉も積もるだけ
）わがままだと思う
けど（（ いいなぁ
動物
（動物は安楽死できるんだよなぁ
　.... 東北訛りのひとは
酒飲みで 酒に弱く
東北訛りのひとは
腕が短く便所がながい
東北訛りのひとは
笑いながら 泣き
東北訛りのひとは
鬼のように やさしい
東北　.... ）たまには違う（世界）を見せてやろう‥と
いやがる（猫）を無理矢理車に連れ込んだ 。
ひとつ先の（公園）で放してやると
猫は一目散に逃げ出した 。
（犬）は主と旅をする
）猫は旅を　.... （

誰もいない
）広い
体育館の入り口
（ずり落ちた蒼い
蒼い ）
（ 月に
照らされた
）白い小さな
君のお尻 ） ）？
ことばに鍵をかけて生き埋めにしてやろう
（その上をアスファルトで固めて 」
「駐車場にしてやろう）

‥はてな
？
凹凸と窪み
まもなくどちらか裏切れば
白い造　....

たまさんのアラガイｓさんおすすめリスト（24）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
Ｒａｍａｎ__(分光)	- アラガイ ...	自由詩	16*	20-11-24
カノープス	- アラガイ ...	自由詩	13*	16-8-6
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荒地_（序白）	- アラガイ ...	自由詩	10*	13-11-28
つるはしと亀おんな	- アラガイ ...	自由詩	3*	13-9-12
青黄黒緑赤	- アラガイ ...	自由詩	18*	13-9-10
小さな視点（詩評）	- アラガイ ...	散文(批評 ...	6*	13-9-7
長い休符	- アラガイ ...	自由詩	8*	13-5-18
女性	- アラガイ ...	自由詩	5*	13-3-20
事件とウイスキーと	- アラガイ ...	自由詩	15*	12-10-26
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晩夏	- アラガイ ...	自由詩	14*	12-9-15
プロムナードⅡ（新しい血）	- アラガイ ...	自由詩	10*	12-4-18
耐芯鳥	- アラガイ ...	自由詩	13*	12-3-15
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朝の風	- アラガイ ...	自由詩	5*	12-1-21
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東北訛りのひと	- アラガイ ...	自由詩	5*	11-3-31
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誰もいない体育館	- アラガイ ...	自由詩	6*	11-3-7
はてな	- アラガイ ...	自由詩	6*	11-2-24

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