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からっぽの溝に鳥が死んでいた
学校の帰り道
それだけでしょんぼり出来た
世界は知らないうちに壊れていた
世界はこころそのものだった
誰彼かまわず挨拶していた
た ....
FB/Yつぎの季節に
あなたとのことを想う
FBMJ/つぎの季節に
あなたとのことを想わない
あした再見、あした再見
さよならだけが人生だ
だれかの詩だったっけ ....
校庭には重機やトラックが持ち込まれていた
先週のうちに校庭の土5センチをさらったのだそうだ
それが泥いろになってうずたかく積まれている
プールみたいに掘ったスペースにどぶ色のシートが ....
あなたがはしごを外してきた
ぼくがそこから落ちずにいるのは
愛なのか意地なのか
エヘンと黄と茶と黒の顔をして
ぶっとい緑の背を見せて
おおきな葉っぱで
おいでおいでをしておいて
あな ....
こんどは雲から
耀く月が顔をだそうとしている
福島第一で復旧作業をする人々は
寝所にもどりながらこの月を見て
なにを思いなにを感じているのだろう
種を継いでゆく
それがしんしんと
照ら ....
取り残されたみたいになって
みじめになって
ずっとひとりだった
そんな気持ちを
久しぶりに忙しなく味わっていた
こころの恐慌は
津波のように水位をあげて
無責任にふくれあがっていった
....
さびしいよさびしいよ
ひゃっかいとなえたら
ちがうさびしさに
かえれるだろうか
ごせんかいとなえたら
あなたの腕の中に
もどれるだろうか
なんかいとなえたって
さびしいよさびしいよ
ひとはあんな道あるいただけで
聖人にもなれるみたいだけれど
そこに僕はじぶん重ねられない
ハピネス!
きみも僕もあいつもあいつらも
あたらしいリズムと湿やかさで
....
月をさがしたけれど
いまどこらへんなのか分からない
年増のアイドルみたい
そんな振付できみはかわいい
よく訪れるきみの部屋さがしても
きみなしじゃ入れやしない
さび ....
女が男に草原の髪を置いていた
男は女に彫刻家の手を置いていた
爆発させ
時間をとめ
風にふっ飛びそうになっていた
女が男のしたで海になっていた
男は女のせな ....