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 青

画用紙に青いインクを零したら
晴れやかな空になった
青いフェルトに涙を零したら
透明の染みになった

道端の石ころにも成れな ....
あきらめてみる

たとえばわたしでいることをあきらめてみる

すると亡くなった母のこととか
ひとりぼっちの寂しさとか

なんだかふぅっと身軽になれて

お線香のくゆりは相変わらず苦手 ....
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心を写す鏡のようだ
朝のsoraを見てそう思った
自分の心持ちが分かるような気した
元気がある時
後ろ向きな時
強い時
弱い時
so ....
 
海のように
とおくに流れる風をさらってきたりはしないけど

湖のように
ずっとおなじそらを映しつづけるわけでもない

川のように
あふれたものが自由になるぐらいがちょうどいいね
 ....
よくみられたい
よくおもわれたい
少なくとも嫌われたくない
そんな鎧は
いったん着てしまったら
脱げないよ

いらなかったのに
そんな鎧をいつから
着てたんだろう
重いのに
脱げ ....
ぽとり



つぶやきをひとつ
落としてきた
苔の生えた出会いのテクニックのように


ぽとり



つぶやきをひとつ
落としてきた
迷子猫のような写真まで貼りつ ....
ようこそ、バードランドへ
螺旋階段をネジのように
巻いて巻いて降りると
忘れていたオルゴールが軽快よく鳴り出した

休まる音色が耳に割り込んで
握りしめてた拳が 段々と緩やかに開いて
掌 ....
ふと なぞる記憶
あの日みた 風景が
最後になるなどと
誰が考えよう…
眩い その笑顔の先に
変わらない
夏の陽

またね

が、こだましてゆく
空いた
椅子の上には
ゆうぐれが降っていて

絵描きになれない風たちは
せめてもの代わりに
言葉を混ぜて
去っていく


取り残された場所に
おそらく施錠は
必要ない
 ....
絶望して

かすれたような希望に

しがみつくのも

哀しくなるようなとき

呪文をとなえるようになって

もうずいぶんがたつ


このこころ癖とさよならできそうだ

9 ....
台風がそれて良かったと思うものの
荒れ狂う里川の変わりようを
術もなく見つめる老人の眼差しに寄り添うことは難しい

人様の身の上にふりかかった災禍などと
素知らぬ顔して晴れ上がった台風一過の ....
抱いて

あなたが
海を渡ってしまう前に

強く
優しく

あなたの印を
いっぱいつけて

あたしを
ふるわせて

ねぇ
抱いて

身支度をする前に

とろける ....
  いいよ
  枯れるくらい
  たくさん話したし



  いいよ
  もう、涙が
  こぼれなくなるくらい
  たくさん笑ったし



  疲れたし
  決めら ....
ないものは見えない
あたしがもっていないものは
はじめから見えないんだ

空は見える
あなたの姿も見える
あなたがそばにいるのも見えるよ

あたし自身は見えないけど
両の腕で
触れ ....
いやだよ
あなたに送った文字の
返事がさっき届いた

だいじょうぶ きっとやれるよ と

どんな栄養ドリンクよりも
ききそうな気がする
がんばってる君の応援

だれもがさみしがりや ....
素直がいいって言われて
月に相談したけど
かたちを変える月は
黙って去っていった

明るくなれよと言われて
太陽に相談したけど
いっそう強く燃えて
はねのけていった

私の今は
 ....
こんな日はいつも雨が降っている

遺影で笑う人を
私はあまりよく知らない

よくある失敗談で
食べてしまうというお焼香
やり方は知っている
でも実践は小学生の時以来だ
少しどきどきし ....
  それっぽい朝に
  それっぽく目覚めた
  鏡に映るのはうんざりするほど
  それっぽい僕だ



  午前はそれっぽい本を読んだ
  正午に池袋へ出て
  君とデートを ....
花の名前を
知らないで愛でている

赤い花
青い花
黄色い花と
色の名前で愛でている

その色だけがすきなのではないけれど
と きいてもいない花にさえ
言い訳しながら

人はす ....
昼間に紛れて 星が踊る
人混みに紛れて 星が転がる
想いを{ルビ鏤=ちりば}めて 星が{ルビ瞬=またた}く

一瞬でも失いたくない この{ルビ瞬=まばた}きさえも
永遠に戻らない一瞬 逆回転 ....
姿見に映すわたしの姿
ぷくっと気になる「部位」がある




肩甲骨を意識して
立ち姿に気をつけてみた

たとえばモデルさんみたいに片足を気持ち後ろにずらす

それなのに元カレ ....
雨に似たリズムを奏でようとした
人もいるかもしれないと思う
水たまりの波が
不規則に揺れる様をみる

とれないリズムは
私の体内のせいかもしれないし
ただ前進しかしないバスのせいかもしれ ....
風がつよいので
この期に及んで期待している
会えないのはもしかして
風がつよいからでしょう?
始まりは透明な水だった
安らぎが包み込む世界で
ただ思いのまま泳いでいられた

沢山のものを吸い込んで吐き出して
濁った視界にふと気付かされる
生きるために水を汚していた

 ....
体の
もうひとつの機能を知って
不安で
怖く
子供に
戻る

こころから、
こころから、

言いながら
愛情は結局
体から出ている

気がつく

強 ....
今だけを見て生きていると

未来に笑われてしまうから

今だけを見て生きようとすると

過去を泣かせてしまうから

明後日の話をしようよ

今より少しだけ先の話を
名前のない鳥が
薄曇りの空へ
飛んでいった
羽音をたてなかったのは、
よく通る声で鳴かなかったのは
そこにいることを
知られないため
太陽に向かわなかったのは
影を教えないため

 ....
君の胸のドアをこじあけ
わたしが眠るスペースをつくる
何度も何度もふみならして
あなたがなにもいわないうちに
丸くなって眠る

あなたの温もりと
私の体温がとけあって
ひとつになればい ....
野原に言葉を放したい
青空の下で
道行き人に言葉を預けたい
街灯の下ででも

わたしは「わたし」を捨て去りたい
「わたし」が
わたしを拾う時まで

わたしは
「あなたがた」の影 ....
世の中で
一番嬉しい事
それは
愛される事。

世の中で
一番悲しい事
それは
憎まれる事。

世の中で
一番大切な事
それは
生きる事。
涼深さんの自由詩おすすめリスト(146)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_トリコロール_】- 泡沫恋歌自由詩14*11-10-7
見つめるひと- 恋月 ぴ ...自由詩3011-10-3
朝のsoraと太陽- beebee自由詩24+*11-9-11
青のように- 四帰自由詩411-9-10
あたしのまま- 朧月自由詩811-9-10
ぽとり- nonya自由詩15*11-9-10
ようこそ、バードランドへ- subaru★自由詩12*11-9-9
ひかり- 李伍 翔自由詩411-9-8
埃まみれ- 千波 一 ...自由詩20*11-9-8
9月のテスト- 吉岡ペペ ...自由詩311-9-8
対岸のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2911-9-5
抱いて- 森の猫自由詩13+*11-8-15
いいよ- 草野春心自由詩6*11-8-14
両腕を翼にかえて- 朧月自由詩311-8-5
だいじょうぶだよ- 朧月自由詩211-7-21
星に似た命- 朧月自由詩311-7-18
あなたが生まれた時、あなたは泣いて、周りの人は笑っていたでし ...- 村上 和自由詩711-6-18
それっぽい一日- 草野春心自由詩4+*11-6-18
誠実の花- 朧月自由詩211-6-18
目立たない星- subaru★自由詩8*11-6-18
隠すひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*11-5-30
虹待ちのバス停- 朧月自由詩411-5-30
いいわけ- はるな自由詩211-5-30
水槽- 1486 106自由詩111-5-30
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day_after_tomorrow- 1486 106自由詩111-5-29
名前のない鳥- 花形新次自由詩4*11-5-20
君の中で眠りたい- 朧月自由詩4*11-5-19
願い- 乱太郎自由詩18*11-5-11
一番星- ペポパン ...自由詩7*11-5-11

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