すべてのおすすめ
きみを眠らせない夜の筋書きをにぎっているのはわたしだって
この星のいちぶぶんでいいんだよね微熱を微風がさらうならば
きいてるの?きいているのかいないのかえふぶんのいちにかぜはゆら ....
たばこへの率直を置いてみるならばおまえがこの世に居なかったなら
泣きながらマスターにでも絡みつつ飲める体を持ったとしたら
嫌煙家を広場に集め尋ねたい他人に迷惑かけてないかと ....
空き地にはヒメジョオンの花盛りラブアンドピースアンド猫
ヒメジョオンってその名のとおり、可愛らしいいでたちで
あるのですが、群生していると、なんだかガールズトーク
....
夜爪を親に見せつけながら切る口笛も吹く食べてすぐ寝る
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘
年賀状届く音して走りだし初ラン初怪我初治療
桃色の鉛筆たては我々の幸せ日の夜の水槽
幾つもの幸福運び来る青空宇宙と直に繋がる時間
何処からか毎日電波飛び交って目には見えない繋がりを持つ
蝉の声あまり聴かずに夏終る思い出語る遠い目の叔父
空見ればどちらが秋かすぐわかる ....
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで
恋愛の駆け引きで打ち続けてた悪手全てをナシにした雨
最後まで手をつないでてくれたから… つないでないの?じゃあ、あの手誰?
バカにしか見えない服を買い与え妻も娘も全裸に見える
左手の指輪は{ルビ女性=おんな}除けですが、していなくても寄ってきません
死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない
真っ白な乳房を包み根を張って真っ赤な薔薇と牡丹咲いてる
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ彼が名前を書くことはない
卓上の香豌豆ふくらんで実家とは無銭飲食赦されし場所
好き嫌い多い親父に好き嫌いするなと言われ育てられ鬱
カクテルの辞典を読んで飲んだ気で酔った振りして男を口説く
聴いたことあるようなないような歌ずっと頭で鳴り響いてる
ポンポンと枕を5回叩いたら5時に起きれるでも二度寝する
蜜りんご食べる時
白雪姫気取って気付く
やべぇ 王子様いねぇ……
深海魚ばかりの握り盛り合わせ鮪鮃や鯛と偽る
髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう
魂の抜けた身体を操れば舐めたエロスに死の味がする
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
君という物語の1ページ目の男を消して俺で埋めたい
あれが空教えられずに知っていた赤子の頃から迷うことなく
六歳が翼の折れた雀ひとっつ手のなかで死なせ向き合った冬
そこまでは坂をのぼってゆくんですいまのこの日も胎児の日にも
....
イナエさんの短歌おすすめリスト
(169)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
扇風機の口癖_
-
阿ト理恵
短歌
9*
14-8-2
「たばこのうた」2014.07.30_(一〇首)
-
もっぷ
短歌
6*
14-7-30
梅雨の晴れ間にミスターハロー
-
そらの珊 ...
短歌
11*
14-7-17
夜爪を親に見せつけながら切る口笛も吹く食べてすぐ寝る
-
北大路京 ...
短歌
2
14-6-27
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
-
北大路京 ...
短歌
4
14-6-26
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘
-
北大路京 ...
短歌
8
14-6-20
年賀状届く音して走りだし初ラン初怪我初治療
-
北大路京 ...
短歌
3
14-6-15
桃色の鉛筆たては我々の幸せ日の夜の水槽
-
北大路京 ...
短歌
3
14-4-9
遠い目
-
夏川ゆう
短歌
1
14-4-7
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
-
北大路京 ...
短歌
5
14-4-1
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-31
恋愛の駆け引きで打ち続けてた悪手全てをナシにした雨
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-26
最後まで手をつないでてくれたから…_つないでないの?じゃあ、 ...
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-18
バカにしか見えない服を買い与え妻も娘も全裸に見える
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-8
左手の指輪は女性除けですが、していなくても寄ってきません
-
北大路京 ...
短歌
6
14-3-1
死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-1
真っ白な乳房を包み根を張って真っ赤な薔薇と牡丹咲いてる
-
北大路京 ...
短歌
3
14-2-28
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ彼が名前を書くことはない
-
北大路京 ...
短歌
2
14-2-23
残留思念
-
鉄原 鉄 ...
短歌
2
14-2-21
好き嫌い多い親父に好き嫌いするなと言われ育てられ鬱
-
北大路京 ...
短歌
3
14-2-18
カクテルの辞典を読んで飲んだ気で酔った振りして男を口説く
-
北大路京 ...
短歌
1
14-2-18
聴いたことあるようなないような歌ずっと頭で鳴り響いてる
-
北大路京 ...
短歌
1
14-2-14
ポンポンと枕を5回叩いたら5時に起きれるでも二度寝する
-
北大路京 ...
短歌
4
14-2-10
まあ小人もいませんけれども
-
あかりん ...
短歌
5*
14-2-1
深海魚ばかりの握り盛り合わせ鮪鮃や鯛と偽る
-
北大路京 ...
短歌
5
14-1-27
髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう
-
北大路京 ...
短歌
3
14-1-27
魂の抜けた身体を操れば舐めたエロスに死の味がする
-
北大路京 ...
短歌
2
14-1-20
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
-
北大路京 ...
短歌
8*
13-12-21
君という物語の1ページ目の男を消して俺で埋めたい
-
北大路京 ...
短歌
9
13-12-18
雑詠2013冬_(五首)
-
もっぷ
短歌
5
13-12-17
1
2
3
4
5
6