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  線路のレールのうえを、落っこちないように両手でバランスを取りながら、歩いている。

 そのまま振り返って、「どう、上手いでしょ?」なんて誰かに言ってみたいが、あいにく私

 はひとりだ。私 ....
まつげはひかるけれど、それはあなたの水ではない
雨あがりのドライアイは
公園の風景を
焼きつけるしずかな鉱石のように
まばたきをしない
「むかし、どこにいきたかったのかとか、
 ほんとうに ....
ある傾斜においてうつむくのでなく
あたまならがっくりと
垂らすせいで
きみの、
頸椎が
くらい空にすっかりひえてむけてしまい
きみの視ないものにちゃんとかぞえられる
都心から二時 ....
阿ト理恵さんの岩下こずえさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二十代- 岩下こず ...散文(批評 ...414-1-3
いくらか反射する水。終わりのあとで- 岩下こず ...自由詩713-10-9
近景- 岩下こず ...自由詩913-10-6

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