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くるってゆくおんなは

まず淋しがりやになるのだった

ぼくとではなくて

ともだちとの関係をこわしはじめるのだった

それはぼくとおんなの

きんみらいの予行演習にちがいなかった ....
ひとりでふたりぼっちになるよりも

ふたりでふたりぼっちでいるほうが

あったかくてやさしくてなつかしい


今という時間に

ふたりでいれば

集中できたんだ


ひとり ....
夜の地球には宇宙からだと

約20くらいの大きな光が見えるのだそうだ

そのなかでいちばん大きな光は

ニューヨークでも上海でもパリでもなくて

東京なのだと

ぼくはそのことがと ....
建物や地面や活字はちがうけれど

月はきょう満月で

それは変わらないもののように思えた

変わらないものを思えることが

私にとっての旅であった

知らないことも知りたい

だが

変わらないものな ....
泥沼に花を咲かせた

得意にもなった

昂揚にも満たされた

泥沼だからこそ

こんな綺麗な花が咲いたのだと

話してあげたくなって

ゆくひとすべてにそうした

花が咲い ....
ひとつだけほんとうのことを入れて

あとは架空のことを書いてみる

ほんとうのことは

架空を補強するパーツになっていたり

まったく違う意味合いになっていたりする

そんなとき詩 ....
大学のころ

ニュージーランドにひとり旅をした

レンタカーに寝泊まりし

ほんとテキトーに島を巡った

ときどき安宿にはいりシャワーを浴びた

クジラを見つめているとかいう

 ....
青いじゅうたんにひかりをあてると

そこに虹があらわれることを

さりげなく発見したのはヌーピィだ

どうやってまもろうか

ぼくらはヌーピィをどうやってまもろうか


ぼくらは ....
目を握り

手をつむる

足をかしげ

首をまえに進ます

でたらめな直進性が

ぼくを日常に導いてくれている

ぼくはカノジョにダイブする


家電屋からでんわ

 ....
東京の空がせまいと言ったのは
ちえこだった

彼女は感覚と真実を
せまい世界から発信していた

ぼくはひとつの特権だ
ぼくしか聞こえないちえこなのだから

ひとりカフェでのむ珈琲
この炭汁を彼女にも分 ....
これを説明していては

この事件は

詩にはなれないのだろう


夜道を歩いていると

マンションの明かりや

外灯にてらされて

かげは俺ひとつきりしかなかった

それでも秋虫はないていて

孤独と ....
めざめると午前のひかりがくっきりとしていた

きょうの天気をもう決めたかのようだった

ベッドわきのまどをすこしあけて

ベランダもあけるとカーテンの透き間から

ひらべったい雲が水い ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ぼくは夜を抱きしめる- 吉岡ペペ ...自由詩610-11-2
異国の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-10-26
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うその技術- 吉岡ペペ ...自由詩410-10-18
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ヌーピィ- 吉岡ペペ ...自由詩210-10-14
ぼくはカノジョにダイブする- 吉岡ペペ ...自由詩2+10-10-10
平成☆ちえこ抄- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...410-10-4
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