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心に内在するもの
得体の知れぬもの
そこはかとなく薫る
詩情の様なものを
感情と気分と感覚を通し
濾過抽出した言葉で
文字に変換して現す
斜めから覗いたり
歪めては伸ばし
また縮める ....
そういえば
この土地に海はないのですね
水平線に沈む夕陽は遠い記憶のかなた
フリージアの花もストレチアの花も咲いていないのですね
トコブシは今でも獲れるのでしょうか
塩焼き、味噌漬け、煮付け ....
気楽に生きられない性分です
なぜなのだろう
こんがらがった感情を見つめている

楽にリラックスして
くたびれた躰をいたわったり
細胞の隅々に油を足してみたりして
ほんのひと手間で楽になる ....
日曜日の午後に雨に濡れていた
雨が滲み込んでいく土地は
いつしかインフラ工事も終わり
街が産み落とされようとしている

興奮と鎮静の狭間で理性を失うことは身体に良くない
すこし海の底まで堕 ....
ギター弾きが曲線のボディーを抱きながら
少し酔ったような眼で女を見ている

虚ろな瞳を漂わせて 少し狂ったビートで
弦をかき鳴らして
エロティックに悶え酔っている

それは魅せているだけ ....
魚は空を泳ぎつかれ 月のサンゴで身をくねらせ鱗を星にかえす

蒼いムードとブルージーンズ 青春の風は皐月の風のように吹きぬけた

うるさいだけのコマーシャルが流れる都会の雑踏に思慮のある小娘の ....
まあ
このくらいで
いいでしょう

すべては過ぎ去るもの
衰え朽ちてゆくもの
明日は在るかどうかはわからない

ならば空になれ
鳥になり海を渡れ

繰り返し繰り返す過ちを忘れ去り ....
孤独に身を置きたい
そして独りに徹したい

寂しさの中に生き
時の旅人となり
詩にうずもれたい

不幸の時のほうが
独りの時のほうが
いい詩が生まれるという

喧騒からはなれ
 ....
列車にゆられて行くひとびと
まるでアニマルのような
いや異星人のような人の群れ
横に座っているOLが居眠りを始めた
首をカックンカックと私の肩にもたれる
赤いヒールの女の白い足がのびる
喪 ....
朝から雲一つない空
今日もどうやら暑くなるようだ
ハーフパンツによれよれのTシャツ一枚
この季節はラフな気分でボーとしていられる
テラスには洗濯物が几帳面に干してあり
扇風機が規則的に首を振 ....
アラガイsさんのあおいみつるさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Y氏の手引き- あおいみ ...自由詩3*20-4-23
それが悲しい- あおいみ ...自由詩3*20-3-2
しょうがない- あおいみ ...自由詩7*20-2-29
なんて考えてる- あおいみ ...自由詩320-2-16
ギターがうまく弾けなかった- あおいみ ...自由詩4*20-2-3
クェッション- あおいみ ...自由詩3*20-1-14
結び- あおいみ ...自由詩319-12-15
2019・秋- あおいみ ...自由詩1119-10-23
列車模様(運命共同体)- あおいみ ...自由詩4*19-5-29
暑くなりましたね- あおいみ ...自由詩6*19-5-26

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