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どこか、遠い、ある日に作られた柔らかな言語で
その柔らかさよりずっと柔らかく、けれど反響する言葉で
夕立が襲う屋根の下の静寂のように
あるいは待ちわびるスピーカーのざわめき、そのよ ....
必要性に応じて生きている
大人たちの叫ぶ声で
雲の影は去った
君が泣かないために
氷砂糖と毛布を買って
家に帰るけれど
本当は、君の好きなものを知らないし
そもそ ....
似たり寄ったりな景色が並ぶ町で
わたしは、言葉を持たない
認識のそれぞれが
役目として語られるには
少し
役目を過ぎている、という気配
適当なリズムで鳴るヒールに
....
お前が私の頭に触れることは
玄関で靴下まで脱ぎ、放ったあとの
一つの儀式だった
おい、納豆の匂いがするぞ
八歳の妹は部屋から顔を覗かせる
お前はその頭も追うのだけれど
....
ひとは
寂しいふりと、狂ったふりが上手です
全員ではないけれど
大半は、そんな気がします
彼女は論文を書きます
自分が、自分に出した課題で
原稿用紙を何枚も埋めるこ ....
今朝、ベランダの鉢植えから
見たこともない形をした花が
頭を覗かせていて
わたしは
この町に越してから
数ヶ月ぶり、に
カーテンを開いた
カラーボックスの大半 ....
乾 加津也さんの山中 烏流さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
相談
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山中 烏 ...
自由詩
4*
12-1-20
ジュブナイル
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山中 烏 ...
自由詩
5*
11-6-18
川底
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山中 烏 ...
自由詩
3*
11-3-19
失くし物
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山中 烏 ...
自由詩
6*
10-12-13
人々の日
-
山中 烏 ...
自由詩
9*
10-9-23
シエスタ
-
山中 烏 ...
自由詩
6+*
10-9-21
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