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腐敗したものの中から立ち上がる春が臭う
ねじれながらクロトンの葉がまだらに燃え
枝の根元に寄生した洋ランも
咲くのを待ちわびるように根を伸ばし続ける

雨が降ればミミズがあわあわと這い
家 ....
両手いっぱいに
摘んだ花

丘には輝く太陽

押し寄せる波のしぶき

唇にふれた砂

転がり落ちた車輪は
赤く朽ちてゆく

僕はあなたの乾いた瞳をなめて

夕日が暮れるのを ....
乾 加津也さんのミネさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の手記- ミネ自由詩6*12-3-2
両手いっぱいに- ミネ自由詩2*12-2-29

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