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 始めから、カップは空だったのだ。
 ゆらゆらと天井から吊らされた裸電球にまとわりつく湯気は
 確かにそこにあったけれど。
 暗い部屋、何度も叫び、黙る、その、錯乱。
 底なしに、女である ....
木製金属さんのOhatuさんおすすめリスト(1)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
逃避における錯乱- Ohatu自由詩412-2-6

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