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いっぴきの蝉が
務めを終えたように
仰向けに落ちて
空をひっかいている
親しんだ木々の幹に
戻る力はもう無い
おまえの瞳が
磨きたての宝玉のように
くろぐろと光をたたえるのが
....
もめんの色
出会い
かりそめ
息をつく
蒸気をとおして
戻すつながり
熱さまし
衣ずれ
目的地
季節と、契る
ちらばった雲に
指をさして
豊島ケイトウさんの橘あまねさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏が挽く歌
-
橘あまね
自由詩
26
10-9-2
はじめて海をみた記憶
-
橘あまね
自由詩
14
10-6-19
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