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真夜中に揺り起こされた
見知らぬ男が側にいた
男は声を潜めて、島を焼く、と短く言った
これから島を焼くのだという
どこへでも好きなところへ逃げろ、そう呟いて ....
         



経糸の波が島に打ち寄せ
砕けた珊瑚の欠片が筬の羽の隙間を通る  
浜は白く織り上げられ
降っては降りてくる日射に
転がる岩岩は奪われた影を慕っていたが
素足 ....
豊島ケイトウさんの楽恵さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
焼島__- 楽恵自由詩8*10-9-7
布晒- 楽恵自由詩17*10-7-16

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