すべてのおすすめ
穏やかな夏の青い空に
幼い頃聞かされた赤く染められた天地が
嘘のように
頭を刈った少年たちの
淡い掛け声が響いた
誰もが歩む死への行進
だけど殺し合いは御免だ
「兄弟仲よに分けないか ....
まあるいおわんの底で
くるくると回っている
ガラス玉のように
くるくると回っている
ゼリーの雨が
ぽとぽとと降ってくる
服がぬれると
かなしみ
したたり
冷えた体が
憂いを
....
たとえ私がいなくなっても
いつもと変わらぬ朝が来て
食卓を囲むことでしょう
悲しみは寝ぼけ眼の向こうに置いて
それぞれの宿題を鞄のなかに押し込め
忙しく顔を洗うのです
十一次元もあ ....
豊島ケイトウさんのwithinさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
彼岸入りに
-
within
自由詩
15*
10-9-20
傷
-
within
自由詩
6*
10-7-18
七月の朝に降りてゆく
-
within
自由詩
5*
10-7-9
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する