主人公「なってやるぜ、勇者ってやつにな!」
村人「目玉が弱点っぽいモンスターが暴れてる!」
武道家「理由は言えないけどここでセーブして行け!」
戦士「キーアイテムとは知らずに持ってきててよかった ....
きみの見るものは
すぐさま
毀されて、光があった、光が
あった、光
ただそれだけが
あった
よく見知った鳥たちの
生まれる音が遠くから
ここまで
骨がぶつかり合っているようにも思える
低い腰つきと
正確な手さばきで
つぎつぎと収穫されていった
ばんざい 収穫だ
ばんざい 越冬 ....
「これであんたは終わりだよ。言い残す事は?」
「殺さないで下さい!あと好きです付き合ってください!」
「図々しい!」
「カニも食べたい」
僕の考えた妖怪
妖怪助けてー

肩から上しかない妖怪。
浅瀬で助けを求める。肩から上しか見えないので、川が深いと思って
助けに飛び込んだ人が顔面を強打して死ぬとその肉をむさぼる。
善意に ....
虚無でいっぱいに
みたされて、きみの額に
いくつかの
傷が
刻まれる、神を
欠いて、祈るために、痕跡を
読むために、きみは
断絶そのものとして
彼方に
移動する


 ....
 
何かにすがりたいし
君に逢いに行きたい
これ以上ないくらい丸まって眠って
透き通ったものと
いい匂いのするものと
温かいものを少しずつくっつけたりして
昏鐘が呪文のように聞こ ....
{引用=

目が覆われて、きみと
わたしは
また他人同士になる

異質な
夜が、きみを
運んでいく

誰のためでも
なく、死にたい

夜をめざす、すべては
わたしが
 ....
みなみの風、稜線のむこうから白のむれ
あなたは北から

奥そこ、しずかな砂のうえにからだをおいて
あと三日ほどねむって
ちいさい時分にみた夢を思いだしている
しろく、生あたたかく
とおく ....
窓から見える空があんまり青くてきれいだから
窓を開けて少しだけ瓶詰にしました
でもとってきた空は青くなくて
それなのに窓の外はやっぱり青くて
僕は悲しくなって
僕がとった空の青はどこだろうと ....
夜空が暗いのは
地球に届いている光には、限りがあるから

僕にみえるものがいくつあるだろう
届くところと届かないところ

生きている時間には限りがある
有限の宇宙
の中の有限の宇宙

バスを待ちながら ....
死んでいくことで
踊っていける、たった
ひとつの
空だけを
おぼえている、

わたしか、きみが
いるために
誰かがいる、場所
きみがひとつならずの
ことば
として、わたしに残されている、夜

死が
わたしにさらに投げ
入れられて、燃やしつくされて
さらされて、
指はなぞる、過剰に
横たわる
きみを ....
きみがいたところ、そこには
いまでは
言葉がある、
あるはずだった言葉に
ついて、話していた
夜をすぎて、きみはどんどん重くなっていった
この夜は
これまでのどの夜よりも
きみ ....
 
遺影のある家に行くと
線香の良い匂いがして
羊羹を一口食べた
奥さんがずっと昔からのように
右手で左手を触っている
側では子どもたちがわたしの名前を知っているので
窓から外を見ると
 ....
きみに
あげるものは、
ない

どうやって、わたしたちは
他人同士なのか、
きみも
わたしも、
何も
分からなくなったとき、はじめて
何かを
送る機会がおとずれる


 ....
降りしきる雨の中で、傘を差し、夜になるのを、待っている、ぼんやりと

{引用=


    ぼくはきみにやさしくてほんとにだめですね。

    ぼくはきみにやさしくてしょうがないですね ....
反復することができない
ものが、示されて
きみは
わたしを愛していない、愛していない
きみはわたしではない、
わたしがわたしでない
とき、きみは
われに返って、夜
に、
指し示す ....
棺桶をひとつふたつと数えてもわたしの居場所なんてなかった


しばらくは神様なんていらないと口笛ばかりふいていた夜


爪先をそろえて眠るあかるさにあたりいちめん洗われていく
 ....
日だまりに停車してある軽トラできらきら光るホットサイダー



おじいちゃん早く渡りな大丈夫道路は三途の川じゃないから



祝日に国旗を掲げる家なくて家主の世代交代思う
 ....
きみがきみであるような
ところで、きみは
もっとも近くに
きみとは他なることができる
かもしれない時を
もっている、そのために
きみがきみと交わしてきたことは捉えがたいもののなかに
 ....
ちいさな姉さんたちが
あぜ道を鮮やかに歩いていく
カモミールとか
ベルガモットだとか
とても香りの良い会話をしながら
ちいさな光る粒を落とし
それを知らずに踏んでしまうと
しばらくの間、 ....
指をひらくと
きのうの夢がこぼれ落ちた
わたしたちは
月の公転ぐらいのスピードで
どんどん忘れていくのだから
泣かなくてもいいのに
と言いたいが
きのうときょうの
ことばを全部書き残し ....
朝、自転車に侵入された
ちょうど起きようとしているところだった
カロロと卑猥なペダルの音を耳元でさせ
とても恥ずかしかったが
俺は初春のように勃ち
自転車は器用に車輪をたたみ侵入してきたのだ ....
 
  


 わたし、苺をいただこうと思って、近所の自動販売機まで出かけましたの、そしたらば、それは偶然、ペプシの自動販売機でございましたが、なんとも、苺は売ってませんのよ、懐疑という二 ....
白い牛が見たいというので
柵のところまで案内しました
ちょうど啼いているところでした
確かに牛は白かったのですが
着ていたワイシャツの方が
白と呼ぶに相応しかったかもしれません
それから事 ....
僕、スルメ。
昨日、天日干し完了。 {ルビ字=あざ}二ノ八のおばちゃんに取り込まれた。

一ヶ月前は、海の中。 比較的、浅いところ。
淡い思い出ばかりだ。

先ず、ブルーオーシャン烏賊味噌 ....
  
         お昼休憩中に/雑記




  折れ曲がったストローを直している
  人差し指
  と親指の裏側から 零れていく緑の
  水平線が
  ゆらゆらと  ....
  先日痔になりました
  肛門の一部が特化して痛い
  と
  医師である友人に訴えたところ
  座薬を数種類渡された
  
  風呂上りに固形化の座薬二本と
  チューブ ....
 
   午前五時 「僕は点滅する」


   、との 君からのメッセージ
   


   最近歩いて仕事に行っている。だいたい40分くらいかかる。
   理由は単に自転車が壊れた ....
渡邉建志さんのおすすめリスト(106)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スムーズクエスト名言集- オノ自由詩309-11-2
_- こもん自由詩509-10-20
一つは行き、一つは絶えた- 嘉村奈緒自由詩1309-9-18
図々しい!- オノ自由詩809-9-1
いないけど死ね。- オノ自由詩809-9-1
_- こもん自由詩409-6-25
黎明- 嘉村奈緒自由詩1509-5-30
_- こもん自由詩409-5-20
(無題)- キキ自由詩608-12-5
青空- ゆきこ自由詩1208-10-6
星空の限り- kawa自由詩308-9-1
_- こもん自由詩808-7-11
_- こもん自由詩408-7-11
word- こもん自由詩908-6-27
遺影のある家- たもつ自由詩1908-5-23
_- こもん自由詩908-5-18
- さいらと自由詩508-5-13
treat- こもん自由詩708-4-23
ながれたそうめんあつめていった- こもん短歌9*08-4-12
思春季- 本木はじ ...短歌2208-4-5
proximity- こもん自由詩708-3-31
ポルカドット- 嘉村奈緒自由詩1408-3-13
(無題)- キキ未詩・独白607-9-16
侵入- たもつ自由詩1407-5-23
苺を求むる- カンチェ ...散文(批評 ...507-5-12
夏の休み- たもつ自由詩4*07-4-24
スルメの人生- ひろっち自由詩6*07-3-17
KAGOME_野菜生活- 高田夙児自由詩206-10-7
徒歩考/アナルジー- 高田夙児自由詩206-6-21
例えば遠くへいく友人に宛てて- 高田夙児自由詩306-6-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4