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庭で ウサギを 放し飼いにしている

撫でてやろうとかまえて近づくと

手の届く寸前で逃げてしまう

かといって 何のつもりもなく歩いていると

突然 足元に駆け寄ってくる

庭の ....
笑顔の下に透けて見える冬を

お互いに無視して

決して埋まらないものを

埋めてしまわなければなりません

それは大きくて また 愛しい不在を

お互いの 手と言葉と表情だけで
 ....
いなくなった こどもは
てんごくにいると いいですね

いなくなった こどもは
わらっていると いいですね

いなくなった こどもは
かぜになれたら いいですね

いなくなった こど ....
あなたの たましいや 心は
私には見えません
でも
あなたが何かを見た時に
何を言うかは
ほとんどわかります

あなたが うつむいているとき
どんな気持ちなのかは
私には わかりませ ....
しあわせ という言葉は
なくてもいいと思います

そんな名前のものは
ほとんど どこにもないからです

あい という言葉も
なくてもいいと思います

そんなことは
ほとんど 誰にも ....
そんなに 何もかも決めると 息苦しいよ
でも 決めなけりゃ 進めないよ

そんなに調べても 解らないよ
でも 調べずには いられないよ

そんなに急ぐと けつまづくよ
でも 急がないと  ....
それは 深い深い青色のガラス瓶

つい 捨てることができず

かといって 

花を1本入れて 飾っておけるほどの余裕は

暮らしにも こころにも なく

ただ 時々眺めて やっぱり ....
柱のいっぽん抜けた家で
かたむいたままの
家族の会話

大根の漬け物と
おみそ汁は
あいかわらず
おいしいのだけれど
街を歩くと

左肩のうしろあたりに

いつも かすかに 

さみしさが ついてくる


引っ込み思案だった君は

いつも ちゃんと二人並ばずに

少し遅れて ついてきた

 ....
蒼木りんさんのこむさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ウサギ- こむ未詩・独白204-12-28
妻と- こむ自由詩304-12-28
こども- こむ自由詩5*04-11-13
愛情- こむ自由詩1*04-7-16
しあわせ- こむ自由詩204-7-15
日々- こむ自由詩2*04-7-14
青い瓶- こむ自由詩3*04-7-14
- こむ自由詩404-7-5
左肩のさみしさ- こむ自由詩204-7-5

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