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ーー序章ーー
Yが父親の佑司と出会ったのは
三歳ごろだった
「お父ちゃんはどこ?]
「マルシャンスク」
それはソ連のどこかの寒い町だ

木炭バスに初めて乗った
佑司が帰国を許されたので ....
今日の一日かき回し
こうして記すほどのこと
あったかどうか考える

しなびた日々の続く中
秋茄子ほどのつやつやの
変化の兆し賜った

立派な葉を持つコスモスが
時雨の風にもりんとして ....
一 二さんの木原東子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誰のせいだと言いたいのか- 木原東子自由詩411-11-28
一瞬のやる気- 木原東子自由詩7*11-10-30

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