すべてのおすすめ
蓋をしたままにしておくというのもひとつの手ですけどね、と医者は言う。でもしめられないです、開いてしまって、それらを解決したいと思ってます。わたしは言う。この指の細い医者と、やっと会話ができるようになっ ....
しってさあ、さいごが5文字でおわらなきゃいけないんでしょ?
それは唐突ななぞなぞ、幸福な問いかけ、伸びゆく枝が掴むあおぞら。
俳句のことかな?それか川柳?
うーん、そうじゃなくてふつうの ....
〈梅が枝を車窓に挿せばラジオ和す 涙次〉
【ⅰ】
杵塚は下手くそな俳句を詠んだ。〈コンビニのコーヒー沁みる春寒し〉
苦笑しながらコンビニを後にして、彼は愛機・カワサキZ-250に ....
たべることが少し難しい。家にいると眠ってしまう。座っていても立っていても眠ってしまう。いもうとが、きれいなゼリーをたくさんくれた。それはおいしくてたくさん食べた。
それなのに、わたしの体は透 ....
「記憶自身が自殺するような朝にね、百年後には誰も私たちのことを知るひとなんてひとりもいないと思ったら、あたしは今日いちにちがちょっとした冒険みたいに思える。ほら」 と言って真由は床の青いカーペットに指 ....
昨年十一時に谷川俊太郎さんが亡くなった。個人的に喪失感のようなものはあまりなく、それよりもこれでいよいよ現代詩も危機的状況になったなという感じの方が強い。なぜなら、現代詩村が外部の世間一般にアピール ....
いつか許せる、と言った口を蹴り上げる。いつも時間がこまかい刃を持っていてちりちり削っていく、形がかわっていく。たしかにわたしはいくつもの呪いをかけたと思う。うすべったくて温かい呪いだ。それはとっくにわ ....
今日は午後の川原の道を歩いていたのだ。でも、空の向こう側にいる、かつての自分の思いを確かめるようにして。僕はファミマで買ったコーヒーを手にしながら、今の、僕ではなかった頃のことを思い出していたのだ。か ....
これがないと僕生きてけませんBest3。
1位 女子
2位 酒
3位 壇蜜
僕はおそらく女子がいなかったら仕事もしないし服も着ないし寒かったら着るけど髪も切らないし眼鏡もしないし髭も剃 ....
嫌いじゃなければ聞いてほしいんだけど。
色は光だし、輪郭は照らされている。
どんなに高い山だろうと、
そのまわりを空気の重さがさらさらと流れていく。
水平線のこちらがわ、
僕らは海の広さ ....
白い本 開かれた。たくさんの悲劇のあった年。
白い本 開かれた。たくさんの人生が消えた年。
白い本 開かれた。たくさんの想い出が断ち切られた年。
その本は神田神保町の文芸評論専門の古書 ....
どこかへ詩を読みに行ってつまらなかった。なんて当たり前すぎることで、そういうのをいちいちクサすのはもうやめにしよう。っと20歳のときぐらいにおもった。残念な詩に遭遇するなんてことは、もう、夏があついぐ ....
{引用=前書き:
毎日暑い日が続きます。毛深い方、そうでもない方、弁別すれば薄い方、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ご好評をいただきました「陰毛を考える」もいよいよ最終回となりました。
引 ....
あまねさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メモ(プラスチック・ビーズ)
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はるな
散文(批評 ...
3
25-2-20
メモ(5文字でおわらなきゃいけないしのこと)
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はるな
散文(批評 ...
4
25-2-13
NWSF怪畸幻想ロマン_斬魔屋カンテラ!!『子を連れて』①
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髙任勇梓 ...
散文(批評 ...
3
25-2-7
メモ
-
はるな
散文(批評 ...
5*
25-2-7
海の底にて
-
由比良 ...
散文(批評 ...
4*
25-2-5
再び抒情詩の時代へ
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
4
25-2-5
メモ(蹴り上げる)
-
はるな
散文(批評 ...
4
25-2-4
上野公園の花
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番田
散文(批評 ...
2
21-3-21
女子が好きだ
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末下りょ ...
散文(批評 ...
4+*
14-4-7
こういう話、
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めー
散文(批評 ...
2
12-2-27
白い本
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……とあ ...
散文(批評 ...
8*
11-12-6
おまえのお気に入りをおれによこせ
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露崎
散文(批評 ...
23
10-8-4
夏の総力特集_・_「陰毛を考える」_最終回
-
salco
散文(批評 ...
14+*
10-7-27