すべてのおすすめ
簡単に物に戻ってしまうからささやき続けないといけない 夜の海穏やかそうでそうではない今夜は力強さが目立つ

冬なのに気温が上がり暖かいでも平年より雪が多い

北風が絶えず吹きつけ寒い今日外での仕事多くて困る

新しい店が出来ても人気出ず出入り ....
花一輪、波紋を作るみずうみにたゆたう心七月の舟


摘み捨てて赤い花ばかり選んでは水辺の恋の淋しいあそび


白い鳥飛び立つ果てに海がある君の涙をもとめて遠く


いとしくて細い指さ ....
リップバンウィンクル


目覚める 焦る
行けるどこへでも
なのに何にも忘れれん






やだね


やだねやだねえ
野次を飛ばして
足組んでビール
自分の ....
まっさらな春の手紙を開封す花びらこぼれていちめんの花


雨のように心は君をおぼえてるインクのにじみ幾度もなぞり


桜闇何を待ちわびあの日からかごめかごめの輪のなかにいる


雨で ....
濃淡を、くりかえしながら先割れのスプーンに近づいている朝


演じるということ、やさしさということ、おろし金から飽和する雪


質量をもってしまった画家はもう手のひらを返すようにかなしい
 ....
はじめての電話口での溜め息は
恥じらいながら憧れの色


「何色か聴いてみたいなきみの声」
「歌った声に似ているみたい」


話す声は低いのに不思議だよね
愛(かな)しがる声は高くな ....
{画像=120107041120.jpg}

なないろのおもちゃのくにへつれてって。あしたせかいを終わらせるから



影踏みの鬼になってもどうしてもあの子の影だけ踏めないでいた

高 ....
とどくきみ電話の声にねころんで
正しく蒔いたわたしの母音


はじまりの予感にまみれ匂い立つ
いとおしい小さな過ちよ


今日もやっぱり晴れたよねわたしたち
多摩一番の ....
元囲碁部の男は突然雨の中走り出しては女の名叫ぶ


灯台できみと暮らしたいと伝へたがよりよい返事もらへず笑ふ


資本家とお食事しては思ひ出すプロレタリアートつて何だつけ?


尻に ....
もとめあうことのできない淋しさはなんてきれいな夕立だろう



ねえ、死にませんかとふいに問いかける硝子のようにうつくしい人



すきまから洩れだした風 ああきみの前世はぼく ....
緑色多いパステルアートには黄昏時の光が刺さる

平凡な時間はただの飾り物溶けて無くなる夢は哀しい

物事を風に例えて遊びたいオリジナリティ追求したい

飛び跳ねて喜ぶ僕はまだ子供好きな ....
出鱈目で意味も不明でハイファイさ
夢でキスして蹴飛ばすラジオ

意地悪な従姉がくるよ日曜日
すぐに逃げたい宇宙旅行へ

淋しげなコラージュセンス武器にして
カウボーイたち家を出るのさ
 ....
恋しくて雨のソーダ水飲み干したはじける泡よ恋しくてまだ


ものがたり、は続いている泣きながら夜そして昼あなたの時間


たわいなく戯れ過ぎる風としてもふりむかないで首筋にただ


 ....
くみふせて あせばんだのち からからに かわいたのどに すべる液体

ささくれてささる六畳 古畳 色の移りは 抱き合うかたち

ため息はしめる身体を押し出して 指の先までしずかに浸して
 ....
優しさなら全部あげるから バファリンの代わりに 傍に置いてよ



何も言わずに ただ料理を平らげる 私はそれが嬉しかった



君の手は 無から有を 産み出して 無限の未来を 私にく ....
{引用=


毎日の上に広がるパレットへメジャースプーンで注ぐ「あいして」




真夜中のキッチン。白い左手がメジャースプーンにたどりつけない。


はかっても、きみの口にはあ ....
{引用=


甘苦しい鼓動と呼吸で輪郭を肥らせていく小部屋にいます


焼けついた涙の痕を剥がそうと掻き毟ってる深爪の指



(吐いた息、吐いた涙、吐いた嘘 ぜんぶぜんぶきみだけ ....
この街はひとつの詩篇しずやかに置手紙のような息を吐くひと


光さす野をひたすらにゆくがいい、君、セルリアンブルーの尾びれ


湯豆腐を崩さぬようにくずしつつ星の底までゆきたいと言う

 ....
{引用=


嵐にはなりそうにもない。きみをもう引き留めておく口実がない。



眉間まで通過していくジンジャーの泡があなたを忘れろと言う



この星が廻り続けて朝がきて (わ ....
イーゼルに落とした真夏 果たされぬゆえにかがやく約束がある


変わらないものはないから今きみとゆっくり海をなぞる江ノ電


きみがいのるかたわらの空はてしなく果てをいだいてにじむ夕映 ....
(雨に濡れた明朝体のようなてのひらで羽だったあたりをなぜてください)

水のない水底で背びれをあらいあう僕らは人にも魚にもなれずに

「この鱗あなたにあげる。ともしびをわすれた夜のともしびとし ....
この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない



悲しみは もうたくさんだと 花は言う 僕は自分に 水をあげた



いつまでも 帰らぬ温もり 待っている 隅で眠る ....
虹の涙が透明だから 僕と君の泉は清く正しく



青春の 透明な恋 眩しくて もう出来ないと ジブリで悟る
{引用=


せかいから見つからないよう息をして、(あなたがほしい)(あなたになりたい)


神様が恵んでくれたO2を奪い合ってもえてるぼくら。


すぐ傍でかれらが笑っていることと ....
忠犬が紐をくわえて籠が落ち田舎娘がまた一人消え

一時間前に会社を出た部下に円山町からTEL 違う名で

別れたて 泣く娘と遊ぶ{注数学者=ピーター・フランクル} ジャグラー歌は{注オイラーの ....
食卓の
醤油のように
泣いていた
女が一人
わたしの部屋で


醤油には
白いお塩が
入ってる 黄色い豆も
言い訳しないで


美しく
一升瓶を
抱えてた
彼女はお酒
 ....
泥棒はダメよとママは言うけれど 盗みたくなる あの子の小鳥

十六夜にはじめて咲いた花一輪 露光るうちひといきに盗る

盗まれたのはその唇か さびしげな目に誘われた俺のハートか

身代を盗 ....
ピラミッドみたいな形の倒立を 目を皿にして隈なくみてる

血まみれの夕焼けぜんぶ呑み込んで(みない、いわない、きかない、しらない)

帰ろうとしている影が剥がされて/いつまでも帰ろうとしている ....
とまどったかたつむりたち目の前に信号がまだ青にならない

くちびるの荒れぐあいさえ忘れてる降り叩く雨呼吸の中に

いたむのは見とれすぎた胃ぶくろで蒼ざめるのはあなたの番だ

以上を持ち ....
橘あまねさんの短歌おすすめリスト(35)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- いる短歌121-6-6
新しい店- 夏川ゆう短歌419-11-19
水辺の恋- 石瀬琳々短歌6*15-10-21
さびき釣り- もり短歌2*15-10-18
手紙- 石瀬琳々短歌7*13-6-19
点描- ことこ短歌912-2-29
色と声- たちばな ...短歌1312-2-10
おもちゃのくに。- 永乃ゆち短歌2*12-1-7
多摩のうた十二月- たちばな ...短歌1811-12-13
フレンチトースト- 冬野 凪短歌2*11-11-10
I_love_you,__Good_night.- とろり短歌711-11-6
緑色- 夏川ゆう短歌211-10-18
ねおあこ- 北大路京 ...短歌16*11-10-13
恋しくて- 石瀬琳々短歌6*11-9-7
液体- はるな短歌211-6-21
ラブレター- ミツバチ短歌7*11-1-5
メジャースプーン七首- あぐり短歌4*10-8-29
熱帯夜- あぐり短歌6*10-8-29
風紋/夏- 萩野なつ ...短歌1110-8-23
miss_you- あぐり短歌5*10-8-22
ブルーガーデン- 萩野なつ ...短歌310-8-12
東京人魚- 萩野なつ ...短歌610-8-6
自由に- ミツバチ短歌13*10-7-29
透明- ミツバチ短歌7*10-7-16
- あぐり短歌8*10-7-7
渋谷- 紅林短歌3*10-6-23
醤油- 昼寝ヒル ...短歌710-6-23
盗人たち- 紅林短歌4*10-6-22
ピチカカ反応- ことこ短歌13*10-6-22
うう- 唐草フウ短歌10*10-6-21

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