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物悲しいかたまりが
からだの奥をふくらませている




水がどこまでも
水であるのは悲しい

言葉の色が
明るく消えてゆくのは悲しい

むらさきだけが
 ....
霧の音を
水の音が割り
沈む虹を追う
流れない冬ばかりを
追う



ゆうるりとうすいまばたきが
冬の窓をすぎてゆく
内と外は
眠りながら見つめあう


火 ....
風のなかを
風になれない音がすぎる
到かない光が
夜を見ている


凍った川のむこう
動かない夜
音のいちばん熱いところ
炎の奥に鳴り響くもの


姿のうし ....
紙飛行機さんの木立 悟さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(物悲しいかたまりが)- 木立 悟自由詩714-7-4
冬へ_夜へ- 木立 悟自由詩1311-2-7
ひとつ_ほとり- 木立 悟自由詩710-10-14

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