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以下、私の友人である故中川路良和君の処女作品集でもある『頭變木』所収の全詩篇です。
初対面より間もないころ、人には見せたことがないのだが、と中高生時代に書き溜めた作品をなぜかひそかに読ませてくれ ....
{引用=
天井の水紋に沈む
銀河の瞬きに
誘い出され
冬の花を探す
証なき白は
虚空に舞い上り
透明な肖像が
愛を囁く
山茶花の紅い花びら
....
{引用=
? 雪はまだ
君の哀しみから湧き起こった
激しい風のような
無数の精霊のような
叫びの群れが
僕を擦り抜けていく
手を伸ばして そのひとつ ....
{引用=
きみに逢うために
朝の砂浜にすわり
雲と水平線がまばゆい
陽に光り 宙を駆ける
少年の日の思い出
時間はゆっくりと過ぎてゆく
打ち寄せる
やさしい ....
{引用=
? 秋に
ながい ひとり旅
空気が澄んで 秋
海岸線を いつまでも歩いていたい
考えても 考えても
とりもどしようは ない
もう 哀しむのはや ....
{引用=
炎の涙が昇華し
散りばめられた光彩の
上空を切る高圧線の名は
一瞬に置き去りにされる
はなやぎの漣が広がり
煙の巨人は叫ぶが
底知れぬ闇は隠された
消えて ....
{引用=
誰が投げたか
空の底に小石が一つ
果てのない青い花の野に
生まれたばかり白の風紋は旅立つ
それは水溜りに揺れる夏の楽譜
硝子のまぶたに透け ....
{画像=100707203016.jpg}
{引用=
雲の上も
青空の上も
いつも星空
すべてが
星空の出来事 ....
石川敬大さんのまどろむ海月さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
故_中川路良和_詩作品より
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散文(批評 ...
5*
11-2-14
冬の花_と_白い月
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まどろむ ...
自由詩
5*
11-2-4
冬の夢景色
-
まどろむ ...
自由詩
4*
11-1-10
夢の装置
-
まどろむ ...
自由詩
2*
10-11-14
秋に・・・
-
まどろむ ...
自由詩
4*
10-11-7
夏の楽譜Ⅱ
-
まどろむ ...
自由詩
4*
10-8-21
夏の楽譜
-
まどろむ ...
自由詩
7*
10-8-14
星空の再会
-
まどろむ ...
自由詩
5*
10-7-7
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