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浮遊感
沈む左脳の瞳
9は赤く
8は半透明
耳を通る記号
ロジカルなからだ
蟻走感
浮かぶ右脳の言葉
青は止まれ
黄色は壊せ
背景だけがカラフル
裾を掴む愛
疑視感 ....
耳をつんざく電気
たちまちに来る感覚の波
マヒした未来の暗号文
{ルビ「○×あ!!'’時~■悟※?。圧|:3ミ」=ユメはまだユメのまま}
朝日がこっそり覗いている
熱気と狂気の共感に
椅子 ....
とあるマンションのこと
925号室の人魚は次第に身体が小さくなっていて夜には死んでいる
524号室は宝石を集めては食い散らかすモグラがわめいている
266号室の冷蔵庫は壊れていて ....
そもそもさ、メトロの夢は映画を見過ぎた車掌のショーだ
ホームに横たわる少年少女がいただろう?
夜は木で鼻をくくる
結ってもほどける指を切る
クラゲが渚で歌いだす
神話になったアクアリウム ....
ほどけた空から雨が降るよ
部屋の隅で風景になる
クローゼットがわめきだす
窓がやさしくほほえんでる
結び目をなぞる
古くならないように
水面に浮かぶ時計を沈めて
秘密の真珠でまど ....
月夜が寝たとき
花壇の秘密を知ろう
水は未来になって
木々は力になって
土は休むことなく
日々は育つ
いざ海へ出よう
きみは船
ぼくは風
帆を張り進む先はきっと
胸躍るバー ....
魔法は科学になった
リアリティは横たわり
キノコ雲を見上げていた
父は母にすがり
ボクは身体を脱いで窓から顔を出した
水平線がまっすぐに伸びている
ウェア・イズ・ラブ?
ほしかった弟 ....
飲みこんだ真珠や
赤いブレスレッド
すべてを撫でる風は吹く
温度を忘れても
冬をほどけば
空に明日が生まれる
夜を閉じて
支度をしよう
窓の外から歌が聴こえる
見て、朝が来る