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 散らばった削り屑をかき集めて呻いた。ほのかな樹木の香りがした。あたしは一個の彫刻になっていた、ことばのかたちにからだを削り上げたのだ。記号の救命艇。戦艦は撃たれて沈み、ことばに乗らない彫刻未満がうよ ....  柱の向こうに白いのが居た。見直すと居なくなっていた。


 幽霊ではなく幻覚だと思う。そこに突っ立ってる扇風機の白、それがなにかの拍子で柱の向こう側へ移動しただけ。わたしの視界のすみではいつも ....
はるなさんのpaeanさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
泣きなよビリー- paean自由詩511-8-27
世界=内臓族- paean自由詩211-8-23

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