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羽を広げて歌ったり
髪を下ろして眠ったり
きみを観察して飽きることがない
しなやかな人形のようだ

内側にめくれて行く海の
遠い波音を聴くころには
月が高いところまで上り
僕はいつまで ....
雨に散らばる青空
汚れを洗い流すために
身を切る生き物

タイミングの良し悪しは
物事の良し悪しよりも
ずっと大事なこと

予感より速やかに
水面を走って君と
華やかな町の雰囲気に ....
 うれしいことも、うれしくないことも一緒くたにして、あなたは僕を困らせる。
 ラベンダーの香りのする部屋で、コウイチがそういった。その香りは彼の部屋を訪れたほかの女の香水の香り。これはわたしの男です ....
雨が強くなり
森が海に呑まれる
木々の繊維が悲鳴をあげ
窓枠がかすかに共振する

死に向かう命の塊を
やはらかに包んで緑は
夜闇の中で黒と見分けがつかぬ
音がなくなれば沈黙は意味を失く ....
ヘリコプターのような方ですねと
僕が言ったので
相手は少しへりくだって
それからむすっとして
紅茶を飲んだ

暗い路なりに
銀色の聖餅が落ちているのを見て
これはパンでもないし餅でもな ....
臭い息を吐きながらバスに詰め込まれて
長い坂道を登りまた降りてゆく
雨に濡れた路面と涙を含んだまつげが
ブレーキのたびに摩擦で軋む

日々は流れる水のようでいて
なにも清浄にすることがない ....
はるなさんの瀬崎 虎彦さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Balance- 瀬崎 虎 ...自由詩411-2-5
しおり- 瀬崎 虎 ...自由詩211-1-28
そして冬- 瀬崎 虎 ...散文(批評 ...210-10-23
- 瀬崎 虎 ...自由詩410-5-6
レモンでもミルクでも- 瀬崎 虎 ...自由詩410-3-21
音楽の立体造影- 瀬崎 虎 ...自由詩210-1-26

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