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自分だけがまちがっていることを
信じてはいても
わたしには疑念などなかった
ただ父は
大抵開けぐちが分からなかったので
最後にはいつも口をつかっていた

色のぬけ落ちた昇降口で
晴れた ....
柔順にふくらんだ あわい苔むす
葉肉の厚みに散らばっている
雨降りの薄い頬
私の 望んだように
生まれる心がくりかえしてゆく
振り切って
でも、またここへおいで
円らかなヒトのかたちに
 ....
はるなさんの梶谷あや子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ばら石拾い- 梶谷あや ...自由詩608-10-6

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