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昔から虚しかったし今もなお虚しいけれどいい音で鳴る
とりあえずあなたはいるということに、そして世界はあることにする
まだ雨が降る世界だし まだ一つずつ壊れうる個体があるし
私という何かしらがある幻想を維持するために昼飯を食う
言葉という街の埃に似たものが降り積もりある日私になった
身体があなたとわたしを絶対に隔ててむかいあわせてくれる
生むことは酷なことだがやむを得ぬことでもあろう 星が流れる
今日もまた誰かが人を産み、そして迷路は狭く広くなるのだ
肉体を脱ぎたいのだがあいにくと私が外側にいるもので