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誰からの便りも途絶えた
朝に、娘が
私の靴をはいて
玄関に座る、

指の間で、
引き伸ばされた
私の髪が
娘の、背中で、
今、息を引き取ろうとして
流れていくのを、
私はとめよう　.... 娘の時間になると
町が焼ける
夫は静かに
壁際で畑に手を入れる
土の中に娘の
背中を見つけて
私は夫の腰を
押す

水をまく
娘の寝所に
知らない男が
混ざった香りの
後で
　....

salcoさんのballadさんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
習作	- ballad	自由詩	3	11-11-17
習作	- ballad	自由詩	2	11-11-11

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