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悲しみの色だとか
優しさの音だとか
美しさに焦がれる匂いだとかが
雨に紛れて
胃の辺りを
右往左往している
明日が遠ければ遠いほど
身の丈に合わない闇に苛まれる
....
夏の終わり
ちっと舌打ちした彼女の悪意は
秋の初めには
彼女のもとへ戻るだろう
向日葵のような少女の笑顔は
来年の桜の頃
少女のもとへ戻るだろう
悪しきの足は速く
良のもの ....
salcoさんのもずずさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふやける音
-
もずず
自由詩
2
10-8-30
終夏の空に流るる
-
もずず
自由詩
3
10-8-26
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