すべてのおすすめ
からっぽな心身にはなんでも入る
八杯目の焼酎も
ヒーリングミュージックも
ノイズも
精液も
入ったはしから空になる

ただ身体を通り過ぎてゆく
栄養にならない黒いかけら

歯も
 ....
どんな時も星空はある。
雨の夕方にも曇りの真夜中にも
青々と広がる空が頭上にあるときも。
その青空の、雨雲の、曇天の、
その上には常に闇があり星があり、
この世は闇に閉ざされた空間こそが常で ....
夜な夜な通う男があった。
おのれとは不釣り合いな貴人であると思ったから、
娘は誰にも告げなかった。

幾山越えて川越えて
林を抜けて森抜けて
夜な夜な参る者の名を
ちちはは知らずたれ知ら ....
salcoさんの佐々宝砂さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
炭食い- 佐々宝砂自由詩510-8-31
想像せよ- 佐々宝砂自由詩4*10-8-19
針刺して- 佐々宝砂自由詩9*10-3-18

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