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 朝目覚む
 早き時刻
 妻に声をかく
 名を呼べど答えず
 名をもう一度呼ぶ
 目を開けず
 もしやとよく顔を見る
 もしやと閉じた
 目を開いてみる
 妻にっこり笑みて ....
妻と伝道に歩く

午前は持病の為
病院に
蒸し暑い、しんどい
妻は一人で伝道に
午後は会衆のホールの
清掃に妻と行く
午後三時に終了
草刈りをした、ちょっとしんどい

四時から妻 ....
漂う時

 曇り空、4月の空
 春がいっぱい
 咲く花々
 一つ一つが
 あでやかに笑う
 乙女たち
 妻と私の庭は
 恋人たちで
 にぎあう

 ミントの束が
 テーブルに ....
  車の彼方

青い空陽輝きて師走半ば子とわれ妻の外出なりき

ノンアルコール・ビール飲めば風吹きつ希望を持とう希望持とう

遠き山冬の霞の立ちこめて今朝は体の調子良し

脳髄は盛んに ....
 入り口にある絵
 赤いマントの人形
 妻が好む絵
 人形のように
 口の小さい彼女

 琴の音が
 響く部屋に
 エステルのように
 微笑んで
 紅の日傘を

 夫婦並んで
 ....
 
 冬の陽の明るい光に照らされてつまの車は祝されてゆく

 歌をかく手を励まさむと点けし狂詩曲2番とははてなぜ
 
 君が絵が壁にある部屋にいて思いははるか吾らのみらい
朝空に雲湧き満ちて清々し紅茶をつぎて聖書をよまむ

妻のこと考え々々2杯めの紅茶をすすりまた聖書読む

神の姿聖書の中に見出しては又読み続け今朝も又する
パラパラと雨の模様なる朝空に妻の車を見おくりにけり

あれこれと言い残しことし終えては己の業の英語学ばん

曲がりゆく車のなかのつま見えて心に涙ふとわきにけり
消しゴムで本をたどりていた父の後姿を今思い出す

父もらう月給のみで足らずして電球売りをしていた母を

知人への母の文を手伝いて千円もらい買ったペンは

年寄りて食事を作ることできずいつも ....
二人して酒を酌みかい見合わせて独酌相哀れむという

琴の音の行きかう部屋に酒吟して黒田節吹く尺八の音

今日は雨雨の朝なり一人いて古事書記を読む朝湯上り
曇り空しきり車は行き来すもロックの響く喫茶の部屋に

部屋にいて聖書朗読聴きて後十時半にはスーパーを歩く

テーブルにつきて画帳を広げれば給仕きたりて注文を聞く

「地下室の手記」ドストエ ....
讃美歌をうたわんとして妻見ればニッコリ笑っていましたっけ 秋の小憩

寒蝉が一声高く鳴きわたりどくだみ茶喫す秋始まる

秋となり夏の花々勢いを失いてゆく風の吹く昼

天高く白い雲間に光さし妻と二人の語らいをする
 入浴(4)

今日も黙っていたのに
妻は頭と体を洗ってくれた
心の中で歌を歌った
愛の歌を

妻は看護婦をしている
月に40万円以上も儲ける
僕は10万の収入
僕たちはとっても仲 ....
 エポケーの歌 (2)

わたしはそれ以来考え続けた
新しい自分になって
何をしたらいいのか
心は清く、さらさらと流れ
どこにも悪いところはない
自分は新しい
自分は新しい
自分は ....
寝る前の入浴
妻は顔と手と
背中を
すっかり
洗ってこすってくれた

それから
ぐっすり寝て
朝の鏡には
若くなった
自分が

ありがとう妻よ
君のために
こうして詩を ....
歌詠もう晩夏の午後の家々は訪ね回るも留守がちにして

空き部屋がほとんどなのにただ一つ人が住んでて福音伝う

一時間妻と働き汗流しベランダにいて共にくつろぐ

コーヒーの苦い味わい楽しめば ....
真夜中に目覚めて妻も起きだしてどうしたのかと言葉かけくる

昔から所有している聖なる書めくれば心に明かりがともる

起き出せば太陽の光坂本は今日も晴天さあ今朝は
鏡の中に

鏡の中に、ともに映った
妻の姿と僕
にっこり微笑んで
買い物のため
二人で訪れた,スーパー

明日は。その後は
君と僕
きっと幸せだろうね
三十二年一緒だ
君には少 ....
アジサイは盛りを過ぎて残影をあでやかならずや花の生涯

赤い花ガルシンの書を思いいず夕暮の庭妻の花壇に

色彩と吹きわたる風雀きて心なぐさむ夕暮の家
入浴

私たちはもう赤ちゃんのように清い
妻が寄り添って
頭を洗ってくれる

昔母がそうしてくれた
母のような手が

私達は二人で今夜も入浴した
朝はすがし

ピアノがきこえる
ポンポコピーーーー
ポンポコピーーーー
ポンポコ・ポコポコ
ポンポコピー
肩にかけた布がさらりとおちていった
今日もまた奉仕に行きて帰り途コーヒーにケーキ二人食べけり

格子窓向こうに見ゆる青草の彼方の空は曇り空

コーヒーを啜ればまたき味ブルーの茶碗は陽に光りおり

トランぺットの音色が響き座っ ....
二重三重山際かさなり緑なす比叡の山は今日も確かに

湖は遠ざかりゆく車上にありやや涼し大津の街は

昼食の時となりたり京に来て茶箱弁当という物を食ぶ

空曇り風は吹きて段上り息つきては ....
共になり三十二年の今朝の庭紫陽花咲きて陽はうらうらと

夫たちよ妻を愛せ六月の今日の聖句を心に置きて

水無月の妻と語らうこの日々の瞼に浮かぶ蛍が二三
緑濃き妻の花壇のアジサイは蕾ひらきて咲き出でむとす

チャイコフスキー?悲愴?響きて朝の花壇は潤いており

春風に風鈴が鳴る朝日さす椅子に坐しておもいはおおし

妻が植え吾は運びて共になす ....
 白きバラ垣根に咲きて皐月昼妻と伝道奉仕に励む

 二人して風邪をひきたり今日もまた庭のテラスに紅茶とケーキ

 針箱に赤白黄の糸巻きが妻は手縫いで衣服をかがる
春色慕情


無関無色といえること
五月の夜に悟れり

本を買わず
本を失わず
酒食を節し
心の赴くさまに
生きて禍なし
完成はせず
技を磨かざるべからず
常に研さんして
 ....
 まださむき五月のあさの机にて妻まだ起きず吾は聖書を

 風邪をひき咳と痰とに悩まされ五月の連休初日過ぎゆく

 愛そそぐ人をえたとのメイル受け子の幸せを神に祈らん
 光さす朝の机に聖書読み部屋にみち満つベートーベン

 愛する妻は仕事に出一人聴く交響曲第四番
salcoさんの生田 稔さんおすすめリスト(33)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 生田 稔自由詩1411-8-2
妻と伝道に歩く- 生田 稔自由詩711-6-12
漂う時- 生田 稔自由詩311-4-26
車の彼方- 生田 稔短歌110-12-19
人形の家- 生田 稔自由詩410-12-10
光の朝- 生田 稔短歌110-11-30
朝空- 生田 稔短歌210-11-16
雨ふり- 生田 稔短歌210-11-12
父母- 生田 稔短歌110-11-9
朝湯- 生田 稔短歌210-11-8
喫茶- 生田 稔短歌110-10-28
讃美歌- 生田 稔短歌110-10-9
秋の小憩- 生田 稔短歌310-9-19
入浴(4)- 生田 稔自由詩510-9-14
エポケーの歌(2)- 生田 稔自由詩3*10-9-2
入浴(3)- 生田 稔自由詩410-8-19
盛夏すぎ今日も伝道- 生田 稔短歌310-8-15
夏は真盛り- 生田 稔短歌310-8-6
鏡の中に- 生田 稔自由詩6*10-8-2
花の生涯- 生田 稔短歌6*10-7-17
入浴- 生田 稔自由詩5*10-7-16
朝はすがし- 生田 稔自由詩4*10-7-8
日曜は楽し- 生田 稔短歌2*10-7-4
妻と8首の歌を作れり- 生田 稔短歌6*10-6-23
水無月の日々- 生田 稔短歌610-6-13
朝はすがしき- 生田 稔短歌6*10-5-27
五月晴れ- 生田 稔短歌410-5-9
春色慕情- 生田 稔自由詩1010-5-4
朝早く起き- 生田 稔短歌510-5-2
朝の光- 生田 稔短歌310-4-30

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