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江ノ島の砂浜で、
少年だったわたしは、
父とカイトを、飛ばした。
父の、大きな背の、
後ろで空を見上げる。
埋まる足元と、手につく砂。
潮風に乗って、
黒い三角形のカイトは、
糸をはり ....
 女はわたしといっしょに海の中に入りたいと言った。女には尾びれがあり、わたしには足があった。わたしたちはあのとき、海に入っていった。女が先に進み、わたしは後ろからついていく。波が胸元まで来たところで、 ....
ワタナベさんの光冨郁也さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
点のカイト- 光冨郁也自由詩905-2-20
霧(ミスト)_(連作7)- 光冨郁也自由詩9*05-2-5

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