すべてのおすすめ
祖母が水槽を洗っているので
どしたんと訊ねると
あんな
魚がようけ死んでるやろ
昨日も今日も
せやね
どうしたんやろね
せやからな
水槽洗てるねん
このグッピーくれはった中川さんがな ....
Translated by Google.
djmontana7
CHEAP FAKE BITCHマーク
djmontana7
MARKをFUCK
Vici ....
わたしは縄文の舟を漕いでいる
トチノキを刳り貫いた
粗末な舟だ
赤い犬をいっぴき乗せていた
これが最後の猟だと
わたしは思った
子どもたちは
夏の来なかった時代を知らない
もう ....
くる
くる
った
った
くる
った
った
くるーるー
くる
くる
った
った
くる
った
った
うすっぺらな
アスファルトを剥したら
今も蘇る
ブリキの街
白く錆びた娼婦の肌が
うすい庇の影に
やさしく溶けて
ぼくを呼ぶ
はだか電球ひとつ
布巻き電線が這う天井
タイル ....
ゆうちゃんは無口な転校生だった
四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ
がっこうは友だちできへんからきらいや。
....
歩いていた犬が棒に当たったころ
風が吹いて桶屋は儲かっていた
僕は爪に火をともしながら
石の上で三年間
糠に釘を打ち続けたのだった
壁には耳があった
障子には目が ....
べつに
どうということはない
どうということはない
どうということはない
どうということはない
どうということはないものが
日暮し座敷で首を伸ばして
どうということはないものを
ど ....
幾つかと問われればただ指を折る
頃を過ぎてもただ指を折る
背伸びをし過ぎた私の深い爪から
こぼれ落ちる魚
夜の底の青
水面をすくう
静かに、丁寧に
どんなに気を配っても
波紋は広がる、 ....
ころしてほしい
たとえば私が私の人生などを喋りだしてしまう前に
ヴァギナ
杭を打たれた中心から
痺れるような喜びが弧を描き広がり 全身を包んでく
傷口は限りなく純粋な体液を滲ませな ....
友はなく親はなく愛した男は幻で
言葉は誰にも通じない
叫び出せば注射を打たれて
硬いベッドに縛られる
最後に私の魂が バチンと潰れる音を聞いた
床に落ちた虫けらのように 唸る ....
あなたに似た人と
あなたの名前に似た名前の人が
あなたに関連のないことを
頁の片隅で語り続けている
数日間降雨の無い乾ききった道を
一台の軽トラックが
砂埃をまきあげて走る
そして ....
買ってきた水槽を膝に抱えて
ひとり部屋に座っている
金魚を入れたかったのに
家のどこを探しても
見つからない
代わりに大切なものを入れようとするけれど
透きとおって中身が見 ....
{引用=
のそり。枝垂れすぎた桜が、穴開きブロック塀の上を跨ぐようにして、地面に口づけをしている。ような格好で、あたしの方にお辞儀をしている。薄桃色の、明るい、花色。雨上がりの陽に触れてそれは、どこ ....
{引用=からだの奥から
たらたらと
わたしが滴り落ちていく
産声とともに泣いた日の
わたしの初めの一滴を含んだ雨で
シーツを洗いたい
足跡にそって
てんてんと広がった池を
みじめな ....
オシマイにしましょう
大事だったもの全部
ゴミに出して
そこにわたしもうずくまる
収集車が来るまで
あと少し
大丈夫
オシマイ
にしましょう
とってもステキな思い出
これまでどうも ....
いちがい
という音が好き
でも「いちがいという音が好き」と言ってる自分は
あと60年たったら確実に死んでる
それは動かしがたく
確定してる
一概に言える
すごくすごく好きなのに
....
すきを覗けばあれあんまりで
だれもかれもがはらわたぬくい
こよい具合いが酷くよろしい
ひと巡りした頃合いの
あれは人より多いがわざわい
あれはかた輪を売りました
ありもせぬものどうにも ....
クラゲになりたいな
必死に生きたくないな
ぶよぶよってさ
波に呑まれてさ
必死に クラゲになりたい
わけじゃないんだ
ぶよぶよってさ ただ自然にさ
クラゲは 生きててさ
....
会議室を人が歩く
金属や樹脂などでできた
冷水機のようなものがあって
その向こうに浜松町が広がっている
どこまで行っても僕には体しかないのに
ポケットに突っ込んだはずの
手だけが見つ ....
ややさんの自由詩おすすめリスト
(20)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
グッピー
-
古月
自由詩
7
13-12-3
たたりテープ36(ビデオテープに引っ掛かっゴースト)
-
古月
自由詩
5*
12-10-6
縄文の犬
-
たま
自由詩
29*
12-3-12
くるーるー
-
古月
自由詩
3+*
12-2-24
ブリキの金魚_2012
-
たま
自由詩
29+*
12-1-11
陽だまり_2011
-
たま
自由詩
37*
11-10-18
オリ非ナル
-
たもつ
自由詩
7
11-10-14
どうどうめぐり
-
古月
自由詩
3*
10-9-6
【連詩】_指きり
-
古月
自由詩
5*
10-6-6
ヴァギナ
-
デラシネ
自由詩
2*
10-6-2
鉄格子の中で
-
デラシネ
自由詩
5*
10-5-27
不在
-
たもつ
自由詩
6+*
10-5-26
動物園
-
たもつ
自由詩
6
10-4-29
春のまぼろし
-
黒木みー ...
自由詩
10
10-4-17
火群
-
夏嶋 真 ...
自由詩
37+*
10-4-2
迎えの車
-
チアーヌ
自由詩
5
10-2-12
いちがい
-
ふるる
自由詩
4*
10-2-6
憂うつ
-
古月
自由詩
1*
09-11-22
クラゲみたいにさ、生きてさ
-
相田 九 ...
自由詩
6*
09-9-18
恋
-
たもつ
自由詩
33+
08-10-3