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まっ白い煙、通すガラス製のダクト
口に突っ込み撒き散らかした
白い宝石の舞う竜巻
朝日に照らされてキラキラする
船員はみな、眠っている
額に汗を浮かべて
夜を越えたから
....
俺がキスしたことが有るのは
●ちゃんと●ちゃんの二人だけ
あとは名も無い娼婦たち
もくもく煙草を焚いている
その煙は天まで届く
帰ってゆく友人たちの姿を追いながら
よだかは鳴いている
....
障害者の弟がいる。
障害者の弟って、恥ずかしい。
昔から思ってきた。考えないようにしてきた。
消極的ではあるが今、正面に立つ。
障害者は当然、馬鹿にされる。子供の無邪気さは残酷で、仲間外れ ....
菩提樹には行灯が燈され、友去れど、
煌煌と燃ゆる仏塔の真下にある線香立て。
黄土色の砂の上に千個も建てる、明りの仏塔。
携帯電話の電波も届かない異界。
孫悟空の頭に食い込む輪っかみたいな額。
....
白い吐息が薄れかかる頃
陽だまりに梅の蕾を砕いて浮かべ
縁側に確かに重力を感じてる
引き寄せられる眠気
隣の家の子がピアノを弾いてる
飴細工のカーテンが蕩ける
夕食の支度が始まるまで
束 ....
コンビニで おでんひとつだけ 頼んだら
大根のかけら 入っててほしい
へたくそな言い訳で
笑うしかできなくなる
どんより沈んだ雨雲が
冷たい雨を落とすように
憂鬱なドライブ
空の窪みから
差し込む一筋の帯
天使の吹いたラッパを拭えば
立ち昇る柑橘の ....
小野 一縷さんのぽこぽこへッへさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜を越えても
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ぽこぽこ ...
自由詩
3*
10-5-5
断食の終りに
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ぽこぽこ ...
自由詩
1*
10-4-21
手付かずの未来
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ぽこぽこ ...
自由詩
5*
10-4-4
ギャグめく仏塔
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ぽこぽこ ...
自由詩
2*
10-3-31
春
-
ぽこぽこ ...
自由詩
6*
10-3-29
おでん
-
ぽこぽこ ...
短歌
4*
10-3-19
言い訳
-
ぽこぽこ ...
自由詩
3*
10-3-18
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